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中学生
解決済み

文章の順番逆ですゴメン

写真に写っている2番を教えてください

筆者の考え を挙げているか。 次の①・②の文 抜きなさい。 9 勉強が足りないから知的に早く老 り 日本文化の 内容理解 線② 「切り花屋」とは、日本人や日本の社会の どうい りょう 徴をたとえたものか。最も適切なものを次から一つ選び、記号で答えなさ -線 「ライフワークが育ちにくい理由」として、筆者 に当てはまる言葉を、文章中から け る O
すと読んでいる本は小説くらい。だいたいはテレビと週刊誌と新聞で生き ている。こういうことだから、知的に早く老けるのではないかと思われる。 5 もう一つ、ライフワークが育ちにくい理由に、明治以後のわれわれの ほんやく 文化が翻訳文化という特性を持っていることが挙げられる。 翻訳文化の社 かなた お 会では、文化の花はいつも海の彼方に咲いている。その花を切って持って くる。しかし、この花には根がないから、花の命は早々と終って、散る。 だからまた、外国の新しい花を切ってくることになる。そんなふうに明治 から百数十年、われわれは何度となく切り花の輸入をし、ほかにはすぐれ 文化の花はないように感じてきた。 つらぬ したがって、じっくり腰を下ろして、この一筋を貫く、といったこと 30 をやっていると、いつまでもエンジンがかかりにくいことになる。その重 圧に耐え得ない人は、切り花屋に、成り上がるか、成り下がるか、せざる を得ない。 か ここ百年間のわか われの文化とは、切り花屋の、枝と葉っぱの文化で あって、根がなく、根のないものは年とともに大きくなるということが望 38 めない。やがては散ってゆく。 枯れてゆく。それにひきかえ、根のあるも のは一時、葉の散ることもあろうし、枝の折れることがあるかもしれない。 けれども、めぐり来て春になれば、再び芽ぶき、花をつけ、そして実をつ ける。われわれがほんとうの意味のライフワークを考えるとき、これまで のわれわれの社会がいかにライフワークに適していないか、まず考えてみ ないわけにはいかない。 とやましげひこ 外山滋比古「ものの見方 思考の実技」より) 注*暁天の星のごとき=暁天(明け方の空)に見える星のような数の少ない)。 6 77 こし ROKCHI sh, ten 24 gr ふ
ライフワークという言葉は、このごろわれわれのまわりで簡単に使わ れているが、あたりを見まわして、なるほどここにライフワークがある、 と仰ぎ見るような仕事は案外少ない。したがって、この言葉を気軽に口に することより、これを人生において実現することのほうにもっと努力すべ きではないか。生意気ながらそう考えている。 なばな じゃくねん 日本の文化はだいたいにおいて若年文化だ。若いときには華々しくて とし も、少し齢をとるとまたたく間にダメになってしまう。日本の音楽家は十 代のときには国際コンクールで優勝したりするほど水準が高いのだが、二 十代ではだいぶあやしくなり、三十代になるとすっかり元気がなくなる。 3 四十代になってカネをとれる音楽家は暁天の星のごときもの。どうし 10 て十代の天才が二十年経つとそうなるのか、音楽とはそういうものなのか ぎょうてん と思っていると、外国から足もとが心もとないようなおじいさんがやっ ちょうしゅう てきて、聴衆をうならせる。日本の音楽家はなぜあんなに早く齢をとって しまうのか、ライフワークというものはないのか。音楽家だけではない、 学校の教師でも、会社員にしても同じであって、若いときには意気天を衝 1 おこ くごとき勢いがあるのだが、齢をとっても一向に円熟しない。―――そうい うことがどうして起るのか? もっと人生を全く生きることはできないの か? 4 そもそも勉強が足りないのではないか、と考える。 本を読むのもだい たい三十歳どまり。それを過ぎるとめっきり本を読まなくなる。 四十を越? す さい 5

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