イギリスの哲学者ジョン・ロックの政治哲学に関する
最も重要だと言われている著書です。
名誉革命に理論的支持を与え、
のちのアメリカ合衆国憲法、フランス人権宣言、
日本国憲法の「基本的人権の尊重」にも
影響を与えたと言われてます。
『統治二論』は、王権神授説を批判し
立憲君主制を支持するものです。
統治二論の中には1編(前編),2編(後編)があります。
簡単に内容を要約しますと、
1編は、王権による国家の支配を『聖書』の記述から
正当化する説を批判し、
王権は『聖書』の記述からは正当化できないと指摘
2編は、自然法の遵守を監視するために社会が作られた(社会契約)のであり、国家が自然法を侵害することがあれば、人々は抵抗・革命することができる
のような感じです。
より詳しく正確な内容が知りたいのであれば、
完訳 統治二論という本があるので読んでみて下さい。
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