満州事変・・・1931年,満州でおきた日本軍と中国軍との武力衝突。実質的には日本軍による中国への侵略戦争。
流れ
世界恐慌の影響で日本経済は深刻な不景気にみまわれ満州を植民地化して危機をのがれようとする動きが強まる
→1931年,関東軍が鉄道爆破事件(柳条湖事件)をおこしこれを中国軍ぐんのしわざだとして強引に開戦
→日本政府の不拡大方針にもかかわらず関東軍はこれを無視して戦争を広げ全満州を占領
→1932年,日本は満州を形式的に独立どくりつさせ満州国を成立
→中国の訴えにより国際連盟はリットン調査団を派遣し,日本軍の行動を不当とし満州国も認めなかった
→このため,1933年,日本は国際連盟を脱退した。満州事変から太平洋戦争終結までの15年間,日本と中国との戦いが続いた