歴史的な意義はありますけど、戦争だから人がいっぱい死んでいますので、しないほうがよかった出来事ではありますね。
①資本主義がいきついた最初の大戦。
・帝国主義の植民地支配は、市場(消費地)と安い原材料の確保であった。
・資本主義の限界とは、生産量>消費量になった時。
・これが遠因だから、現在社会でも世界大戦はおこる可能性ははらんでいる。
②世界が二つの陣営に分かれ、戦う戦争。
・この様相は、日露戦争にその兆候が見られ、日露戦争をWW0(プレ世界大戦)という研究者もいる。
・WWⅠの特徴でもある塹壕戦も、日露戦争で発生している。原因は、機関銃(当時は大型で持ち運びがしにくいので陣地に固定)
③戦争の形態としては、総力戦の絶滅戦争というとんでもない戦争が世界規模で行われるきっかけとなった。
・今までも、敵の皆殺しというのは、よくあったことだが、その規模が違う。
・今までも、局地的な戦争はあったが、あの規模の総力戦は初めて。
・絶滅戦争はWWⅠではしていないが、敗戦したドイツは、戦場で勝っていたのに、戦争に負けて大変なめにあったので、次はとことんして勝たねばならない。そうしないとドイツ民族の未来がないと感じ、その狂気と暴走をナチスドイツがWWⅡで実施する。
・総力戦と絶滅戦争の発想は、原子爆弾につながっていき、米ソ冷戦を経て、次に世界大戦をすれば、どちらも核攻撃(核の報復)で共倒れとい世界観につながっていく。
手前味噌ですが、過去の私のリンクをはっておきます。
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1308528
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1197794
ありがとうございます!