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接眼ミクロメーターは、試料の大きさを測る「ものさし」のようなものですが、1目盛りの大きさは、観察するときの倍率によって変わります。
なので、1目盛りの間隔がわかっている対物ミクロメーターを使って、接眼ミクロメーターの1目盛りの大きさを測ってから、試料の測定を行います。

1目盛りの大きさが分からない接眼ミクロメーターを、1目盛りの大きさが分かっている対物ミクロメーターで測ってから、観察しましょう!ということです。

対物ミクロメーターの1目盛りの大きさは、倍率によって変わることはなく、10umです。

図Aでは、接眼ミクロメーターの20目盛りの位置と、対物ミクロメーターの目盛りの線が重なっています。また、接眼ミクロメーターの45目盛りの位置と対物ミクロメーターの目盛りの線が重なっています。

これは、接眼ミクロメーターが25目盛り分(45-20)の大きさと、対物ミクロメーターの8目盛り分(10um x 8 = 80um)の大きさが等しいことを意味しています。25目盛り分で80umあるのだから、80umを25で割れば、接眼ミクロメーター1目盛りの大きさが出てきます。(3.2um)

ということで、
①目盛りが一致する場所を探すのは、接眼ミクロメーターを対物ミクロメーターで測るため(対物ミクロメーターは1目盛りの大きさが10umで固定)。
②その大きさを、接眼ミクロメーターの目盛り数で割ってあげれば、接眼ミクロメーター1目盛りの大きさが算出できる。

計算式は、
X(エックス) × 25(接眼ミクロメーターの目盛り数)= 10um × 8(対物ミクロメーターの目盛り数)
X(エックス) = 3.2um です。

とてもご丁寧にありがとうございました!
全くわからなかったのですが、そういうことだったのかと納得出来ました!

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