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文型って、文の意味とも少し関連があって
SVCの文型になる文っていうのは
Cの部分で「Sが何であるか」とか「Sがどんな状態か」を表すんです。
形の上では、Cは名詞(の役割をするまとまり)か、形容詞(の役割をするまとまり)しかなることができません。
SVの文型になる文は、「Sがいる/ある」というような意味を表します。
よく後ろに副詞のまとまりがつくんですが、
そのまとまりは「Sがどこにいるのか」という空間的な位置関係を表します。
ご質問の文は
「そのコンビニは、そのビルの向かいにある」
ですよね。
「ある」の意味だし、位置関係を表す副詞句(前置詞句)があるのでSVの文型でいいと思います。
ちなみに
前置詞のまとまりは、
①名詞の後ろについてその名詞を修飾する(形容詞句)
②文の中で副詞の働きをする(副詞句)
という場合が多いです。
なのでこの文はbe動詞の後ろに前置詞のまとまりが来ている時点でSV+副詞句 だなと判断すると思います。
ただし、以下の2点には注意が必要です
①SV+前置詞のまとまり の語順のときでも
前置詞のまとまりが、全て副詞句になるとは限らない。
例文: She is in love. (彼女は恋をしている)
in loveは空間的な位置関係ではなく、「どんな状態なのか」を表しているので、補語になります。だからこの例文はSVCの文型です。
このin loveは、この2語で、sad/angry/pleased とかみたいな形容詞と同じ役割をしていると考えればいいです。
②前置詞のまとまりが副詞句になる場合でも、
全てが位置関係を表すとは限らない。
例文: My mother gets up early in the morning.
in the morning「朝に」は副詞のまとまりなんですが、明らかに時を表していますよね。