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(2)は公式ではなく面積から求めましたか?

このはくん

面積から求めました。
公式を使うやり方もあるんですか...?

たこ焼き

まず、変位と移動距離の違いはわかっていますか?
v-tグラフの面積は、変位ではなく移動距離を表します。

今回は(2)(3)では位置を聞かれているから、必ずしもv-tグラフの面積が答えになるとは限りません。位置と移動距離は違いますよね。
例えば移動距離(v-tグラフの面積)が64だった場合、位置はどうなりますか?
 正の方向に64[m]の場所かもしれませんし、
 負の方向に64[m]の場所かもしれませんし、
 もしかすると、正の方向に32[m]進んだあと、負の方向に32[m]進み、結果、位置は原点
 かもしれませんよね?
以上のように、v-tグラフの面積の値からだけでは、位置はわかりません。

でも、(2)では、v-tグラフをみると、8.0[s]までは速度が正だから、
物体は8.0[s]までは正の方向に進んだことがわかります。
 (8.0[s]以降は速度が負だから負の方向に進んだことがわかります) 
では、どれくらいの位置にいますか(どれくらい正の方向に進んでいますか)? 
 移動距離を求めればよいから、v-tグラフの面積を求めて64[m]
よって答えは原点Oから正の方向に64[m]の点、ですよね? 

(3)ではt=12.0のときの位置を聞かれています。
先ほど言ったように、物体はt=8.0までは正の方向に進み、それからt=12.0まで負の方向に進んでいます。
すなわち、物体は、正の方向に64[m]進んだ後、4.0[s]間、負の方向に引き返してます。
ということは、物体の位置は、正の方向に64[m]よりは原点に近いことはわかりますよね?
どれくらい原点に近づいているかは、どれくらいの距離、引き返してきた(Uターンしてきた)かが分かればいいですよね?
v-tグラフの面積は移動距離を表すから、どれくらいの距離、引き返してきたかは、
t=8.0からt=12.0のv-tグラフの面積(黄色の面積)を求めればことがわかる。
t=8.0からt=12.0のv-tグラフの面積を求めるには高さがわからないといけない。
そこで、高さを求めます。
高さを求めると、8.0m/sになります。 ←分からなければ質問してください
 ※そもそも、速度と速さの違い理解できてますか?加速度の意味も。

続く

たこ焼き

よって、物体が引き返してきた距離(t=8.0からt=12.0のv-tグラフの面積)は
 4.0×8.0×1/2 より、16[m]
になります。

以上より、t=12.0までに、
 正の方向に64[m]進んだ後、16[m]負の方向に進んだのだから、
t=12.0のときの位置は、原点から正の向きに64-16=48[m]の点、になります。

(4)では、移動距離だから、単純にt=0からt=12.0までのv-tグラフの面積を求めればよいですよ。

分からなければ質問してください

たこ焼き

公式を使って求める方法もありますが、
意味もわからないで公式を使うのは(どうしてそれで求まるのか理解してない状態で使うのは)おすすめしないので、今回は教えないでおきます。
ちなみに、(1)の答え間違えてますよ。
正しくは、負の向きに2.0m/s²、ですよ。
加速度は公式を使って求めているようですが、なぜ、その公式で加速度が求まるのか理解できてますか?

このはくん

わかりやすい説明ありがとうございます!

速度と速さの違い、加速度については理解していますが、少し理解が甘いところもあると思うのでしっかり復習しておきます!(わからなかったらまた質問するかもしれません、)

テストが近いのに色々な都合で授業が進まず、予習していた範囲だったのでとっても助かりました!

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