✨ ベストアンサー ✨
ああ、これはすごく難しいですね。
高校で習う直説法と仮定法のことを、もう少し専門的には叙実法と叙想法といいます。
〜法というのは、要は「話し手が、自分が話した文をどのようなものと認識しているか」ということです。
叙実法(直説法)の場合は「事実」だと認識している
叙想法(仮定法)の場合は「それが事実かどうかは一切関係なく、頭の中で自分がそう思っているだけのこと」だと認識している
ということです。
102の問題ですが、仮定法にしてもしなくても、文法的にも内容の面でも問題はないのですが、当然ながら意味は少し違ってきます。
直説法の場合は、「両親は私のことを心配しただろう」というのは実際にそうだっただろうと考えています。
仮定法の場合は、「両親は私のことを心配しただろう」というのは、勝手にこの話し手がそう思っているだけで、根拠はありません。
両親が実際に心配するかどうかはわからない、というよりは、
実際に両親が心配するかどうかは、話し手にとってどうでも良いことなのです。
日本語にあまりいい表現が思いつかないけど、
適切な例文かどうかわかりませんが
①長居して迷惑かけたらいけないからそろそろ帰るね
②長居して迷惑かけてもいけないからそろそろ帰るね
この違いに近いかもしれません。
①の場合は、長居したら迷惑 というのを事実として認識しています。長居したら相手は実際に迷惑に思うだろうから、ということです。
②の場合は、長居したら実際に相手が迷惑に思うかどうかはわかりません。でもこの話し手的には、根拠はないけど勝手にそう思っている、ということです。
微妙な違いなんですけど伝わるでしょうか…
いつもいつも丁寧にありがとうございます😭💖本当に分かりやすくていつも助かってます❗️お陰で理解出来ました🥲