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✨ ベストアンサー ✨

教科書の説明には、「明治国家の形成に指導的役割を果たし」とありますね。明治維新がどのような人たちによって進められたのかを考えてみるとわかるのではないでしょうか。昨年の大河ドラマでは、元幕臣たちの活躍も描かれているように確かに現場で活躍していった人たちの中には、幕臣たちもいましたが、明治維新を主導したのは、倒幕派である薩摩・長州・土佐・肥前など西南雄藩出身の人々でした。廃藩置県の成功により、薩長土肥のいわゆる「藩閥」が政権を主導するようになります。
その後、明治六年の政変で征韓論を唱えていた板垣退助(土佐)が下野し、明治十四年の政変で大隈重信(肥前)が下野し、両者ともに自由民権運動の指導者として、薩長藩閥と対立することになります。山川出版社の『詳説日本史』には、「この明治十四年の政変によって、伊藤博文らを中心とする薩長藩閥の政権が確立し、君主権の強い立憲君主制の樹立に向けて準備が始められた。」と説明しています。

れいな

わかりやすい説明ありがとうございます🥲

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