回答

気体の状態方程式と呼ばれるものがあります。

P=ρRT
または
PV=mRT

P: 気圧(Pa)
ρ: 密度(g/㎥)
R: 気体定数(287J・K^-1・kg^-1)
T: 気温(K)
V: 体積(㎥)
m: 質量 (g)

この式より、温度が一定なら気圧と密度は比例、気圧が一定なら密度と温度は逆比例するのです。気圧とは言い換えると「1㎡当たりの空気の重さ」のことで、密度とは同じく「1㎥当たりの重さ」のことです。密度と気温が逆比例(反比例)ということは、気温が高いときは密度が小さくなり、密度は気圧に比例するので気圧は低くなります。逆に、気温が低いときは密度が大きくなり、気圧は高くなるのです。

以上の関係より地上気温が高い場合、密度が小さくて軽い空気なので気圧は低くなり、上昇流が生じます。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉