国語
中学生

修飾語と被修飾語のちがいってなんですか?
インターネットで調べてもイマイチよくわからなくて💦

回答

どこでつまづいているのかわからないので2段階で説明しますね。

①まず、修飾語と被修飾語の関係を説明します。
例えば「被害者」は「害を受けた人」のことです。対して「加害者」は「害を与えた人」ですね。

“Aが、Bに、害を与える”
のであれば、
Aが加害者で、
Bが被害者です。

つまり「被」というのは、「〜される」という意味になります。動作の受け手です。

そして、「修飾」というのは、「説明する」という意味です。
なので、
“Aが、Bを、説明する”
のであれば、
Aが修飾語で、
Bが被修飾語です。

②次に、「修飾」について説明します。
例えば、「頭の中に船を思い浮かべてください」と言われたら、どんな船を思い浮かべますか?
これは人によって思い浮かべる船のイメージが違うと思います。
大きさはどれくらいでしょうか? 漁師さんの乗っている船でしょうか? 豪華客船のようなでっかい船でしょうか? ヨットのような小さい船でしょうか。
色は何色でしょうか? 白色でしょうか? 青色でしょうか? もしかしたら金ピカの船もあるかもしれませんね。
ボロボロで使い古された船でしょうか? それとも買ったばかりでピカピカの船でしょうか?

このように、説明する観点は結構あります。
そこで、船について説明するために修飾語を使うわけです。

単に「船」と言うのではなくて、
大きい船、小さい船、白い船、金色の船、ボロボロの船、美しい船…など、色々な言い方ができます。

この時、「大きい」や「金色の」などの、船を説明する言葉のことを修飾語といいます。
それに対して、説明されている言葉(今回の例だと、「船」)を、被修飾語といいます。

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修飾する語とされる語という違いです。例えば「赤い車」や「速く走る」という語があったときに、修飾している=何かを詳しくしているのは「赤い」「速く」の方で、詳しくされているのは「車」「走る」の方です。「車」「走る」というのをどんな車か、どんな走りかというのを修飾語「赤い」「速く」を使ってより詳しくしています。文法的には修飾語=連体詞・副詞。被修飾語=名詞・動詞などです。

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