世界の時間の基準はグリニッジ標準時(GMT)です。
これを基準にして世界各国の標準時は決められています。
では、時刻を決める際に、日付をどうするか。
GMTが基準なので、その反対側である、経度180度のあたりに日付変更線を設定しました。
そして、イギリスから東側、東経の範囲は、イギリスよりも先に日が昇るので、時刻が早くなり、イギリスから西側、西経の範囲ではイギリスよりも遅く日が昇るので、時刻が遅くなります。
日付変更線まで来ると、時刻は同じになりますが、日付は、東経の方が先に日が昇っているのですから、日付も先に進みます。
こんなふうにして、世界の時刻は決められました。
東京の時刻は東経135度が標準時子午線で東経の範囲だからGMTよりも時刻は進んでいて、ニューヨークは西経の範囲だからGMTよりも時刻が遅れています。
この3つの関係で考えると、時刻が進んでいる方から順に
東京の時刻、GMT、ニューヨークの時刻 となります。
長くなりましたが、
時刻はイギリス(グリニッジ標準時)を基準に考えるといいと思います。