歴史
中学生
解決済み

日本の近代化についての質問です。

開国から幕府滅亡までを単純に(要点だけ押さえて)
説明するとどういう文章になりますか?

特に開国の部分の政治と経済をどのようにして
文章で書けば良いのかが分かりません。

回答

✨ ベストアンサー ✨

【要点】
新しい時代(新しい技術革新)をいかに取り入れ、外国の植民地になら無いかという、政治闘争が幕末の討幕運動。
(長州や薩摩は、関ヶ原の負け組(外様大名)なので、彼らにとっては、単純いうと、戦国時代の天下取りの再戦ですね。)

【解説】
①イギリスでおこった産業革命によって、技術革新が国力を左右する時代になった。
②新しい武器(武器が新しくなると戦法も変わる)を使いこなせないと、勝てなくなった。
(それは、軍事だけでなく、経済活動ひいては、社会生活も同様。)
③幕藩体制の身分制では、素早く技術を吸収できない。だから、政治体制まで変えなくてはならなかった。
・家康は、二度と戦国時代が来ないように国作りをしました。それは、鎖国して、技術革新を止める事で、江戸幕府開設時の圧倒的な徳川の力が続くようにした。これで、平和な時代が長く続いたが、技術革新を止めているので、外国では、火縄銃(マシケット)より、高性能なライフル銃が発達し、黒船といわれる風待ちの帆船と違い蒸気機関で自由に動け、高火力の大砲も装備した軍艦が表れた。
・江戸時代は、武士とは、階級(身分)であり、仕事であり、武士としての教育が一セットになっていたが、それでは、科学技術を上手く取り入れられないし、国(社会)として、使いこなせない。
・明治時代は、一応、一部華族という(旧貴族や、旧大名や、明治政府の役人)特権階級は存在したが、一応、江戸時代の4つの身分制度はなくなって、国民全員が、小学校に行くことで、科学技術を学ばなくてはならなくなった。
江戸時代の学問は、庶民は寺子屋という塾で、読み書きそろばんを学習し、武士は、藩校で、武芸や兵法を学んでいた。
この明治維新の義務教育が、今の小学校と中学校につながっています。

【現在】
黒船による外交を経験した日本は、最後は、当時世界最大の戦艦「大和」を自国で作るまで成長しました。
でも、WWⅡは、大艦巨砲主義(戦艦の時代)ではなく、空母機動艦隊の時代でした。
最初に、空母機動艦隊(航空機による雷撃や爆撃)で、成功したのは日本でしたが、最後まで、戦艦で戦い続けたのも日本でした。

産業革命を取り入れるために、明治維新をした日本は、1990年代のバブル景気で、産業革命の時代の頂点に君臨しました。
しかし、産業革命の時代はおわり、今は、IT革命の時代です。
日本経済(企業活動)は、苦戦しています。GIGAスクール構想でも、核心技術はGAFA+Mで、日本の企業はない。
産業革命を取り入れるために作られた日本の学校は、IT革命を上手く取り入れられていないのも事実です。

歴史は、過去ではなく、現在や未来につながっています。
幕末、明治維新を勉強する事で、将来につなげていって下さい。

幕末 明治維新 開国 富国強兵 殖産興業 義務教育
りんね

本当にありがとうございます‼️
感謝の気持ちでいっぱいです❣️
わざわざ解説までしていただき、
とても分かりやすかったです(*^▽^*)

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