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represent a variety of featuresの場合は、
a variety of〜 「さまざまな〜」と捉えるものでしょうね。
同じような形で捉えるものに
a lot of〜 とか a kind of〜 とか a number of〜
などがあります。
この形式の表現はaを含めどうやって解釈すれば良いか、根拠を持って説明できないんですが
前に「a kind of = a」と言ってる説明を見たことがあって、正確には違うだろと思いつつ、腑に落ちたことがあります。
要はa/the/無冠詞 という3種類の区別だけでは表現しにくい、名詞のあり方に関わるのニュアンスを、このような形で表しているのかなと感じました。
represent a variety of features
represent various features
どちらも文法的には正しいし、訳すと「さまざまな特徴」となるんですが、ニュアンスは微妙に違っています。画像を参照ください。a variety of〜の方がaが付いていて「単一化」の原理が働いています。
Mt,Fuji was quite a spectacle.
「富士山は実に壮観だった」とか訳しますね。
これは、状況を思い浮かべてほしいのですが、この話し手が富士山を目の前にした経験があって出てくる言葉ですよね。
抽象名詞は具体的な形のない概念を表すことが基本の意味になりますが、今述べたような具体的な経験や出来事を伴うときには、a をつけて表現することがあります。
これに関連して、ありがちなのが
take a break・make a dicision・make a big discoveryなど、動詞+a+抽象名詞の形式の熟語です。
break・dicision・discoverはいずれも抽象名詞ですが、熟語の意味から分かる通り具体的な経験や出来事を伴う場面で使われるので、aをつけて可算名詞化するというか、具体性のあるものとして扱っているのです。
抽象名詞にaをつけたり複数形のsをつけたり
具体的な普通名詞を無冠詞単数で扱ったりすることは、
割とよくあります。
もちろん基本的な意味は、抽象名詞は抽象的だし、普通名詞は具体的です。
ですが、その基本だけでは表せないような複雑な状況は現実には起こるので、冠詞との組み合わせによって、表現の幅を広げているということです。
varietyは「複雑」ではないですね。漢字二字なら「多様」というのが適切ですかね。
なるほど。a variety of ~は元々そうゆう熟語があったんですね。初めて知りました。
質問なんですが、名詞はaをつけると具体的になるんですか?
あと、the apple とかan appleは冠詞の後に一語の名詞だけがありますが、もし、ある名詞があって、それに前置詞とかが用いられて一語でない名詞には、aかthaのどちらをつければいいのですかね?どう判断すれば付けられますか?
冠詞って難しいですよね。
aをつけると具体的になる、というのは
無冠詞よりは具体的だということです。
無冠詞 形のないものや、イメージを扱っている
↓
a/an 形はあるけど曖昧、もしくは特定できていない。
↓
the 明確に特定できている。話し手と聞き手の間でそれを共有している
という感じで、この矢印の順番に具体性が高くなっている、と認識しています。
冷蔵庫の中にリンゴがいくつかあって
Give me an apple というとき
いくつか入ってるリンゴのうち、どれでもいいから1つくれってことですよね。
Give me the apple となると
「その」リンゴをくれってことになるから、どれでも良いわけじゃなくて特定できていますね。
Give me (some) apple という無冠詞単数になると、
そもそも、形がないリンゴ、すり下ろしたりんごとかの話になります。
無冠詞単数の名詞でわかりやすい例は
go to bed 「寝る」です。
go to the bed なら、ベッドへ行く ですが、
ここでのbedは無冠詞で、具体的な形あるベッドではなく
ベッドが持つイメージに近づいていく、ということを言っているので、「寝る」となるんです。
go to school もそうです。
学校(の建物)に行く ではなくて
「登校する」です。
基本的に冠詞は後ろの名詞に付くものなので、
前置詞やその他の句は関係ありません。
a、the、無冠詞は、
その後ろの名詞がどういうイメージであるのかが
明らかに違うので、
それぞれの状況に応じて使い分けるだけです。
a variety ofのように、熟語というか慣用句というか、(aを使う理由はきちんとあるのですが)とりあえず覚えちゃって良いもの もありますが、
その都度文脈の判断も必要になると思います。
ということは、基本的に冠詞は、後ろの一語の名詞に付くのですか?もし、形容詞で修飾されてる名詞があるときは、形容詞+名詞で一つの名詞として見なして冠詞を付けるんですか?
あと、まとめるとa/anやtheを使う時に判断はまず、付ける名詞が可算名詞か不可算名詞かを判断して、その後に、もし可算名詞で単数だったらa/anを付けて、複数だったら冠詞は付けないと判断をして、一方不可算名詞だったらtheを付けると判断していくのですか?何か、簡単にa/anかtheを区別できる判断方法ってありますか?
もう一つ、不可算名詞なのにa/anが付いてるものはなぜ付けることができるんですか?
> 基本的に冠詞は、後ろの一語の名詞に付くのですか?
いえ、一つ一つの名詞に必要であれば付きます
> 形容詞で修飾されてる名詞があるときは、形容詞+名詞で一つの名詞として見なして冠詞を付けるんですか?
それはそうです。
a car と言ったら、車だったらなんでも良くて、そのなかの1台
a white car と言ったら、白い車であればなんでも良くて、そのなかの1台
って考えます。
コメント続きます
>まとめるとa/anやtheを使う時に判断はまず、付ける名詞が可算名詞か不可算名詞かを判断して、その後に、もし可算名詞で単数だったらa/anを付けて、複数だったら冠詞は付けないと判断をして、一方不可算名詞だったらtheを付けると判断していくのですか?
これは明らかに違います。
theの基本的な理解が間違っています。
aが可算でtheが不可算という区別ではありませんよ。
文法の参考書とかあったら読んでください。
判断する区別としての基本は
①任意の1つとかではなくて、特定できる名詞 かどうか
特定できるならtheをつける
可算名詞なら→単数:the apple 複数:the apples
不可算名詞なら →不可算なので単複はない the culture
↓
②特定の名詞ではなく、任意の1つの場合
可算名詞なら→ 単数:an apple 複数:apples
不可算名詞なら → 無冠詞 culture ※※※
これが基本です。
※※※の部分についてコメント続きます
>もう一つ、不可算名詞なのにa/anが付いてるものはなぜ付けることができるんですか?
これが一つ前のコメントの※※※ に関わるポイントです。
原則から言えば、特定されていない不可算名詞は無冠詞なんですが実際には
a culture とか an accident とか
不可算名詞にaがつく場合はたくさんありますね
大きく言って2パターンあります。
①
基本的に無冠詞の名詞は「決まった形を持たない」ものなんです。aが付くと無冠詞よりは具体的で、theになるとただ一つのものに特定できるくらい曖昧さがなくなります。
例えば
knowledge(知識)とかaccident(事故)という「物体」は存在しませんよね。だから、基本的な意味から言えば無冠詞で使うのが一番正しい使い方と言っていいです。
ですが、
例えばan accident と言うときは、話し手の中では、
「事故というもの」という形のないイメージを扱っているのではなくて、
具体的な経験を伴う話になるんです。
だから、「事故に遭う」はhave an accidentで、無冠詞でhave accident とは言いません。
「事故というもの」ではなくて、具体的な個別の事故であれば1件、2件と数えられますよね。
さらに、その中でも特定の事故を「その事故」と言いたければthe accident となります。
②
別の質問への回答で昔話の書き出しの「ある」がa/an だと説明しました。
話し手が聞き手に何か説明するときに、
前置きなしに「そのおじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」って言ったら
聞き手は「そのおじいさんおばあさんってどこの誰?何者?ってかいきなり何の話?」ってなりますよね。
そうならないように「あるおじいさんとあるおばあさんがいました」と導入するわけです。
もちろん話す側は、特定のおじいさんの話をしたいので、the を使いたいですが、
導入の段階でいきなりtheおじいさん と言っても聞き手は「theって言われても、どのおじいさんかわからないよ」ってなりますね。
だから、世の中に無数にいるおじいさんのうち、ある1人の話をしますよ、
ということで an old man とかって紹介するわけです。
そして、それを受けてその続きでは、the old manとか、代名詞でHeと言ったりするわけです。
そんなふうに、aを「まだ話題に出していなくて、これから紹介していきたい名詞」に使うことがあります。
区別方法を教えていただきありがとうございます。
a/anの他の用法も大まかなところは理解しました。
これから実践して、より冠詞を気にして勉強してみようと思います。ありがとうございました。
theは「話し手と聞き手との共有」を表します。
中学レベルの英語でtheを「その」と覚えさせることがあるのはそのためです。また世界に1つしかないものにthe sunとかいうのも、1つしかないから「どの太陽か」を迷うことがない、という点で共有できているからです。
共有できるということは、明確に特定しているということになります。
aは不定冠詞なんで、無冠詞よりは具体性があるけれど、theと言えるほどには特定してないんです。
an appleとthe appleの違いもそのような感じですよね。不定冠詞は曖昧さを残すんです。
represent a variety of features
というときは、
話し手もこのvarietyという言葉を「この複雑さだよ!」と聞き手と共有できるほど意識して使ってないと思います。featuresの特性として「複雑なんだよね」と多少あいまいにしつつ言っているだけで、
どのように複雑なのかは話し手自身も把握していない可能性もあります。
逆に、既に話の中で、どのように複雑なのかが説明されていて、それを受けて表現する場合には
the variety of features
という場合も割とふつうにあります。
もう一つの例文も同じような感じですが
仮に
Mt,Fuji was quite the spectacle.
と言えるかどうかわからないですが、もし言うなら、
その光景は話し手だけでなく聞き手もある程度わかるもの(例えば写真などでお決まりの構図など)で、「富士山と言えばこの壮観、この光景ですよね」って話し手と聞き手とで納得してそうな感じがしますね。