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willっていうのは、文主語ではなく「話し手」の核心を表すので、
二人称、つまりyouが主語のときというのは、状況によってさまざまに訳せるんです。
たとえば
You will repent it. は、
「きっと後悔するぞ」などと訳すのが普通だと思いますが、このwillは話し手の意志なので、状況によっては「後悔させてやるぞ」とも取れます。
Will you〜?「〜してくれませんか?」は
カジュアルな表現 と説明があったりしますが、
これも一応返答を求めているから疑問文になっていますが、
結局のところ、話し手の確信なのは変わらないので、「やってね?」「やってもらいますからね?」と言っているのと変わりません。
たまに文法問題で、このwill you〜?を命令文に書き換えるものがあります。それくらいのニュアンスなんです。
だから、軽々しく物を頼んでも平気な関係の相手にしか使えないので、「カジュアルな表現」ということです。
さてこの文章ですが、
you wouldとなっていますね。
よくある説明では、助動詞を過去形にすると、丁寧な表現になる、とあると思います。
他の助動詞でもそうですが、過去形にすると「確信度」がちょっと下がる感じになります。
実は、これはもともとは仮定法から来ている表現の仕方なんです。
you will consider buying〜
の場合、これも話し手の確信なので、
「買うことを考えるだろう」とも取れますが、「買うことを考えさせる」という話し手の気持ちを表れなんです。
つまり「買え」という命令文に近いんです。
you would consider buyingになると
「買うことを考えてもらいたい(そんなことは現実には難しいのかもしれないけど)」のような感じになります。
仮定法のニュアンスを利用した、婉曲表現なんです。
婉曲(えんきょく)とは「遠回しに言うこと、露骨にならないように言うこと」です。
なんで婉曲にするかというと、文脈から明らかにわかると思いますが、お願いする立場だからです。
このあたりのことを考慮して、答えの訳の方はより明確にお願いのニュアンスで訳しているものと思います。
wilが命令に近いのに対して、wouldだからおうかがいをたてる感じにしているんでしょう。
上手な意訳だと思います。
文の意味が分かり、とてもスッキリしました。
距離の離れが過去形として表され、Perhapsを疑問文のような意味を込めて使うことが出来るのですね。
よく分かりました!
ご回答ありがとうございましたm(*_ _)m
1行目、誤字
核心→確信 です。