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中央値は上から並べても下から並べても真ん中にくるデータはいくつか?という指標です。
今回のデータの数は30個なので、下(上)から並べて15番目と16番目の値の平均です。
Aは15,16番目が11〜12の階級に入っています。
Aは11〜12の階級に中央値がふくまれていると言えます。
中央値は11.5(11と12の中間)です。
Bは15,16番目が10〜11の階級に入っています。
Bは10〜11の階級に中央値がふくまれていると言えます。
中央値は10.5(10と11の中間)です。
平均で考えると、奇跡的に1回だけすごい良い記録が出るとそれ以外が悪い記録でも平均が高く出てしまうので、いい記録が出る確率がつかみにくいです。中央値で考えると中間層はどれくらいの記録が出ているか分かります。中央値が平均よりすごい低い場合は良い記録が1回出ているだけかもしれないと考えます。逆に離れていなければ、記録が安定して出ると考えます。
最後の部分は、中央値が平均より離れていなければ…ではなく、中央値が平均より高いか、平均より低くてもそんなに離れていない場合の方がいい説明でした。中央値が高い方がいいのは確かです。
ちなみに模範の説明には、なぜ中央値が高い方を選ぶのか書いていないので、少し不十分だと感じました(△と採点する人もいるかもしれません)