全国を11ブロックに分けるとある程度の地域差が出ます。
小選挙区制だと多くの選挙区に候補を出せることや、2位3位は当選できないことから大政党に有利となります。
都道府県単位だと定数が0.5のところと6のところで幅が広いですが、20近い都道府県は定数1なので、小選挙区のように比較的大政党に有利ですし、定数を細かくいじれないので、1票の格差が大きくなります
11ブロック制度だと、一つのブロックあたり8〜20いくつまでの定数なので少数政党の議席が取れます。
例えば日本共産党は小選挙区では議席1ですが比例で9議席ももらっています。
このグラフを見てください
小選挙区が主流の今の選挙結果(右の円グラフ、下の棒グラフ)は自民党のような大政党に有利で、共産党や令和新撰組、公明党のような少数政党は少なくなっていますが
もし全部参議院と同じ全国比例区でやったとすると、(左の円グラフ、上の棒グラフ)自民党は100議席も減り大政党に不利で、共産党、れいわ、公明などといった少数政党は議席を大きく増やすことができます。
なるほど、、比例代表のやり方自体が大政党以外にも有利になるんですね。11に分けると大政党以外も、都道府県だと大政党よりなんですね
衆議院の方が人数が多いからですか?11のブロックに分けるのと都道府県単位とではどんな違いがあるんですか??