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はいそうなんです。
当時の貴族は今で言う国家公務員、荘園拡大で収入が減ると困ります。ですから寄進を求めました。寄進されれば収入が減ることはないですから。そうして負の連鎖が始まります。寄進→収入減少→寄進……これが一連の流れです。
日本史
高校生
解決済み
荘園を拡大したら余計収入減ることになりませんか？
よってその任期中に限り不齢認められた荘園も生まれた®。 やがて, 荘園
内での開発が進展するにともない, 不輪の範囲や対象をめぐる荘園領主と国
けんでん し
街との対立が激しくなると, 荘園領主の権威を利用して, 検田使 など国衛
ふにゅう
の使者の立入りを認めない不入の特権を得る荘園も多くなっていった。そ
りつりょう
- の結果, 11世紀後半になると,受領から中央に送られる税収が減少し, 律令
ふこ
せっかん け
制で定められた封戸などの収入が不安定になった天皇家や摂関家 大寺社は,
(→ p.42)
積極的に寄進を受け,さらに荘園の拡大をはかるようになった。
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