日本史
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解決済み

奈良時代の人々は土地を借りるのではなく自分のものにしたかったんですか?だとしたらなぜですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

奈良時代の農民は政府から支給された口分田だけでは生活が苦しかったようで、乗田や寺社や貴族の土地を借りて耕作していました。口分田は最低限の生活を政府が保障するために支給されたものですからそれだけでは足りなかったのでしょう。ですから土地を借りて収入を得ます。現代で考えれば家計を補うためにパートやアルバイトをするということになります。
土地を借りて耕作する場合、持ち主に収穫の5分の1を地子としておさめます。残りは自分のものになるわけですから、農民にとっては重要な収入源だったのでしょう。
この土地を賃訴する場合には、全収穫を、税として政府へおさめ、土地の持ち主が地子として受け取り、耕作した農民が残りを手に入れます。
もし土地が自分のものであれば、税を政府におさめてしまえば、残りはすべて自分の収入になります。
そう考えたら土地を自分のものにするメリットがあるのではないでしょうか。

喜重郎

ごめんなさい校正をせずに投稿してしまいました。
×全収穫を、税として政府へおさめ、土地の持ち主が地子として受け取り、耕作した農民が残りを手に入れます。
〇全収穫を次の3つの支出に配分します。税として政府へおさめる分、土地の持ち主が地子として受け取る分、耕作した農民が残りを手に入れる分の3つです。

Ⓜ︎

ありがとうございます!

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