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社会主義でない(計画経済ではなく自由経済である)という点では、当時から日本は資本主義だと言えます。
たとえば日本の産業革命が日清/日露戦争の頃で、その頃に財閥が形成されています。資本主義の特徴に『裕福な資本家がいる』というのがありますので、そのことからも資本主義だといえますね。
ただし、シベリア出兵を行なったことは「社会主義と敵対する資本主義だから」というよりも、「日本は天皇中心の君主制だったから」の側面が強いです。
(それに加えて、日英同盟をもとにヨーロッパ列強に協力を頼まれたという側面もある)
社会主義は、言い換えると平等主義です。経済的な格差だけでなく身分的な格差も無くすという考え方でしたので、その思想が拡大することを極端に警戒しました。実際に、ソビエト連邦が成立(1921年)の直後には「天皇制を打倒する!」と唱える日本共産党(1922年)ができ、1925年には社会主義者を取り締まる治安維持法が制定されます。
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