国語
中学生

これ誰かお願いします😭

小学五年生の女の子の「わたし」が、保健室のヒデコ先生(ヒデお ば)のもとを訪れると、小学一年生のたっちゃんが、困難な手術のた めに入院することになっていました。次の文章はそれに続く部分で す。これを読んて、後の問いに答えなさい。 ヒデおばはたっちゃんの両親ともう少し話をしてから、カーテンを開 けた。横からお父さんが「たっちゃん、ヒデコ先生にお別れしなさい。」 と言った。「いままでお世話になりましたって。」お母さんは黙って、ハ ンカチを目元にあてていた。たっちゃんはお別れの意味がよくわからな いのか、きょとんとしてうなずき、「ヒデコせんせい、またね。」と手を 振るだけだった。こっちのほうがつらくなって、たっちゃんの手術のこ n とが心配にもなって、胸が熱くなった。口の中でドロップスが溶ける。 が溶けて、広がって、染みていく。ヒ犬おばは、白衣のポケット に手を入れた。「たっちゃん、もうハッカのドロップス食べた?」「う ん、おいしくないからのんじゃった。」「じゃあ、お別れだから、もう一= 個あげる。」緑の缶をポケットから取り出して、カラカラ、と音をたて て振った。「たPつゃんがいちばん欲しいドロップス、言いなさい。そ」 れが出たら、王術が成功して元気に遊べるよ。」うそー。だめ、それ1 プドウがいいなあ。」 わたしはあわてて口の中のドロップスを呑み込んで、ヒデおばに、だ 5 めです、やめてください、と言おうとした。ても、オレンジの甘みで口 の中がべたべたして、呑み込んだドロップスも喉にひっかかったみたい で、声が出ない。「なにが出てくるかわかんないけど、ブドウだったら、 うれしい?」「うん。」「先生もうれしいけどねえ、どうだろうねえ、う まくいくかどうかわかんないよ。」そんなのやめて。ゲームにしない 絶対に負けるゲーム、たっちゃんにやらせないで。
ヒデおばは蓋を開けた缶をまた軽く振って、たっちゃんの手のひら に、ころん、とドロップスを落とした。紫伸のドロ7プス| やっ 「たーつ。」とたっちゃんは歓声をあげた。プドウ。間違いない。あの 色、あの形は、ブドゥのドロップスだった。赤い缶のやつにしか入って 8 いないブドゥが、緑の缶から出さきた。お父さんとお母さんも手を取り 合って大よろこびだった。やったな、やったね、すごいな、よかった ね、と二人Aも涙声でよろこんでていた。 たっちゃんは、あーん、と口を大きく開けて、ブドゥのドロップスを 舌の先にのせた。口を閉じて、ペろん、ぺろんとなめて、「おいしいっ。」8 と笑った。きっと、その味、うれし涙だ。そして||何週間か、何ヶ月 か、何年先かわからないけど、たっちゃんのお父さんとお母さんはもう 一度、二人て手を取り合ってうれし涙を流すんだろうな、と思った。信 じてる。不思議な奇跡が起きたのだから、それ、信じていい、と思う。 たっちゃんが画親と一緒に帰ったあと、ヒデおばは「あんたも食べ8 る?」とドロップスの缶を差し出した。「あの……。」やっぱり、不思議 だった。「なんてプドゥが出たんてすか?」「なんてって、人ってたから 出たんでしょ。」缶を受け取って、手のひらに出した。びっくりして、 残りのドロップスも手のひらに出した。プドウ、ブドウ、ブドウ、ブド ウ、プドウ、ブドウ……。ぼうぜんとしている隙に、ヒデおばは机のひ 。 きだしを開けて、赤い缶のドロップスを取り出した。「たっちゃんがプ ドウが好きだっていうの、聞いてたから。」ヒデおばはそこから出して一 こっちに入れたんだ。だから、オレンジとハッカのドロップスは最 初から外に出ていたんだ。最後にたっちゃんがドロップスをなめるとき 5 には、ぜんぶブドウになるように。うれし涙のドロップスをお別れにプ s レゼントできるように。
|線3「お父さんとお母さんも手を取り合って大よろこびだっ た。」とありますが、たっちゃんの願いどおりのドロップスが出たこ とに、両親が「大よろこびだった」のはどうしてですか。二士字以内 -S で書きなさい。、て二笑王のイーS
文学的文章

回答

まだ回答がありません。

疑問は解決しましたか?