日本史
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解決済み

飛鳥時代の税、祖、調、庸について詳しく教えてください!何が違うのかよく分からんのです(T^T)

回答

✨ ベストアンサー ✨

大まかに分けると、租は地方の財源(地元に納める)、調・庸は中央の財源(なので都まで運ばないといけない)、という違いがあります。

租は米で納める税です。税率は収穫の3%に固定されています。性別・身分の区別なく賦課されました。

調はその土地の特産物を納める税です。地方によって品目が異なります。
庸は都で労役する代わりに布・米・塩などを納める税です。
調・庸が課されたのは正丁(成人男性)・次丁(病気・障害のある人や老人の男性)・中男(庸のみ。17~20歳の男性)です。ざっくり言うと男性限定です。
調・庸は中央の財源になる税なので、都まで運ばなければなりませんでした。これを運ぶ人を「運脚」といって、納税者から選ばれました。

調庸の運搬は過酷な上に、運脚になるのは働き盛りの男性でしたから、これは大きな負担になりました。
反面、租の負担はそこまで大したことありませんでした。

Rain

なるほど!詳しく書いていただきありがとうございます✨

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