国語
中学生
解決済み

この文章において「読書」と「書物」の違いってなんなのか教えてください🙇‍♀️🙏

第2章 説明的文章 (1) 50 日前をつきあわせておしゃベリは果てしなくつづけられているけれども それによって、はたしてお互いがどれだけ「理解」しあっているかは、わ からない。相手の心の深い部分が、どんな構造になっているのかは、ほん 3次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。 本を読むことは、よいことだ。たとえ、それが住居の貧困の反映であっ ても、個人が自由な想像力によって、それぞれの(精神の個室をもつのは とうに、見当がつかないのである。 その見当のつかない部分を知ることはできないし、また、知る必要も のぞましいことだ。じっさい、そもそも「個人」というのは、そういうふ うにして成長してゆくものだからてある ない。「個人」どうしのつきあいというのは、そういうものなのだ。しかし、 もしも、その小の奥深い部分をつくっているもののひとつが書物であると するならば、まえにのべたような理由によって、お互いの書物を交換する3 ことが家庭のなかて考えられてもよいのではないか。 8書物を交換する、というのは、じぶんの体験した異質の世界を見せあ う、ということである。そして、だれにても経験のあることだろうが、じ ぶんが読んてみて、ほんとうにいい本だ、と思った本は、ひとにも読ませ たくなるものだ。読んでいるあいだは、完全にじぶんだけの世界だが、そ の世界に、じぶんの親しいひとをひきずりこんで経験を共有したくなるの てある。そういう、経験の交換が、家族のそれぞれの読書生活のなかでお 2しかし、家庭のなかの書物というものを考えてみると、これはずいぶs ふしぎな品物のような気がする。なぜなら、本は家庭の備品のひとつ てはありながら、結局のところ、個人にぞくするものであるからだ。家庭 コんだな の本棚にならんている何十冊、あるいは何百冊の本の背表紙は、家族のみ んなが毎日ながめているのに、その中身は、家族共有のものではないのて ある。。その点て、家庭にある他のもろもろの備品と書物とは、性質がち がうのだ 3それはそれてよい。ちょうど、個室をのぞきこまないことが礼儀てあ るように、精神の個室ものぞきこまないほうがよょいのかもしれぬ。お互い、 好きな本を読んて、それぞれの世界をたのしめば、それてよい、というべ きなのかもしれぬ こなわれるのは、すばらしいことだ しかし、本は、いっぼうで個人にぞくするものでありながら、同時に、 だれてもが入ることのできる個室、つまりホテルの部屋のような ももっている。だれかが使用中であるかぎり、そこにふみこんではならな いが、空室になったときには、だれが使ってもかまわない。主婦が買いこ んだ文学全集を夫や子どもが読むことはいっこうにさしつかえないことだ し、子どものマンガを親が読んだっていい。表題はまったくちんぷんかん 9ひとの日記や私信を読むのは失札なことだ。だが、書物は、いっぽう て私的でありながら、他方ては共有のゆるされるものである。夫婦のあい だて、あるいは親子のあいだて、お互いの本をとリかえて読むことで、家 族は個人を尊重しながら、相互のより深い理解への道をあゆむことがてき るかもしれない る JnSPAし (加藤秀俊「暮しの思想」) ぶんであっても、夫の読んでいた経営学の本を、妻がひもといてみてもか まわないはずだ 口にあてはまる語句として最も適切なものはどれか ア鎖性 イ 利便性 5そして、わたしは、そういう密室の交換がこれからの家庭ではたいへ んだいじなことであるような気がする リるく ウ 社会性 工象徽性 6人間がことばて表現できるものは、きわめてかぎられている、と哲学 線「精神の個室」とあるが、これと同: 内容を表している語句 者はいう。 れは家族のなかの人間関終についても真実だ。夫結、親子 を困段藩から抜き出せ。

回答

疑問は解決しましたか?