物理
高校生

106(オ)がわからないです

(2)図の最初の状態にもどる。すなわち,各スイッチは開いており、 (4)各コンデンサーの耐電圧(耐えられる電圧の限界)がすべて 45Vであるとき,合成コンデ C, Dの電位はそれぞれ Va=V(V), Va=Dオコ×V[V). [V/m]である。導体板 A, B, C, D間に蓄積されている静電エ 図1のように、十分に広い面積Sをもった平行板コンデンサーにおいて, 左側の極板Aは この状態でスイッチ S.のみを閉じた。このとき, 専体板A, B, どの導体板にも電荷は蓄えられていない。次の2つの操作後の結果を比較しよう。 d(m)、2d (m), 3d[m) とする。ここで, dは導体板の辺の長さ aと比較して十分小さいと する。国中のS,Sa. Siはスイッチを表している。 電源Vは電圧「V[V) の直流電源であり。 操作a):スイッチ S」を閉じ,しばらくしてスイッチ S,を開く。 それからスイッチS.を る文章を解答群から選べ。ただし、 数式は C, V、 dのうち必要なものを用いて答えよ。 2つの導体板 A, Bを平行板コンデンサーとみなしたときの電気容量を CIF) とする。 導体板Dは電源の負極とともに接地されている(接地点の電位を基準V とする。 また。 84 コンデンサー 85 標準間■ A つり最初の状態ではどの事体数にも電荷は書えられていたい。 °104.(コンデンサーの合成容量) 6.0Vの直流電源Eと,電気容量がそれぞれ 3.0μF, 1.5μF, 2,0μF, 2.0μFの4つのコンデンサー Ci, Ca, Cs, C4を図のように 接続し、十分に時間を経過させた。各コンデンサーは,接続する前 は電荷をもっていなかったものとして,次の問いに答えよ。 (1) 4つのコンデンサーの合成容量 C [uF] を求めよ。 (2)各コンデンサーに加わる電圧 Vi. Vz, Vs, Va [V), および蓄えら れた電気量Q,Q, Q, Q [C] を求めよ。 (3) 各コンデンサーに蓄えられた静電エネルギーの合計び [J] を求めよ。 C C。 S」 し ×V (VJ, Vo=UV である。導体板BとCの向かい合 C。 れらの間の空間に発生する電場は図で右向き, その強きは AB C E ネルギーの合計はオ|×CV2[J] である。 通体所の間属は拡大して かいてある ンサーとしての耐電圧 Vimax (V] を求めよ。 105.(ばね付きコンデンサー) (10 群馬大) 閉じる。 固定されているが、右側の極板Bは壁に固定されているばね (ばね定数k)につながカて。 て、Aに平行なまま動くことができる。極板が帯電していないとき, ばねは自然の長さのい 態にあり,極板間の距離はdであった。次に,図2のように,極板Aに正, 極板Bに自の筆 荷を徐々に帯電させるとばねは徐々に伸び,最終的に極板Aに +Q, 極板Bに -Qの雷益た 帯電させたところ, ばねの伸びが 4d (Ad <d), 極板問距離がd-ddとなったところでつり あった。真空の誘電率を Eo, 空気の比誘電率を1とする。また, ばねおよび壁の帯電, 重力 の影響はないものとする。次の問いに答えよ。ただし, (2)~~(5)は, Eo, d, k, Q, Sの中から 必要なものを用いて解答せよ。 (1) 電気力線のようすを図3に矢印で表せ。 極板間の電場の強さEを求めよ。 極板Bにはたらく電気的な力Fを求めよ。 (4) dd を求めよ。 (5) 極板間の電位差Vを求めよ。 ここで、極板Bを固定し、極板Aに +Q. 極板Bに -Qの電荷 を帯電させたまま、極板間に、比誘電率2の誘電体を図4のよう にゆっくりと差しこんだ。 6 このときの電気力線のようすを図4に矢印で表せ。 (7) Bにはたらく電気的な力は,(3)と比べてどうなるか。 を開く。 初めに操作(a)による結果を考察する。操作終了後,導体板CとDの間の電場の強さは 一カ(V/m] であり,導体板Aの電位は Via=Lキ ×V(V) である。このとき、毒体 新間全体に蓄積された静電エネルギーは,(1)のエネルギーの値オ×CV?[J) の ク]番 である。 一方,操作(b)の場合, 操作終了後に導体板AとBの同に発生する電場の強さはケ (V/m] であり, 導体板Aに蓄えられた電気量は Q=D■コ C) である。 また、事体板 A Bの電位はそれぞれ VAb= サ×1/[V), Vias=■シ×1/(V) となる。この場合、毒 体板間全体に蓄積された静電エネルギーは, (1)のエネルギーの値閉×CV*(J]の ス] 倍である。 したがって、2つの操作後の結果を比較すると次のようなことがわかる。 スイッチS。 を閉じると導体板 B, C間に発生していた電場が消失するので, スイッチを開じた直後。 その分の静電エネルギーが減少する。このとき、 セ」ということがいえる。 (2)の(b)の操作後,しばらくしてスイッチS:を開き、それからスイッチS,を開じた。この とき,導体板Cの電位は V%=[ ソ×1/[V] で, 導体板BとDに蓄えられている電気量 (絶対値)はそれぞれタ×0,[C). 「 チ]×Q&(C) となる。ここで、 &はこのコ(C である。 |セの解答群 3- d-dd- B A B otinl Foom P00000 +Q-91 図1 図2 -Q +Q 図3 +Q *106.(4枚の導体板によるコンデンサー回路) (15 広島市大 改) 図4 (a), (b)で等しくなる 間の静電エネルギーに加算される (14 東京理大改) s」a 51
Can- -す (3) スイッチS,を閉じると、 導体板BとCでつくられるコンデンサーと導体板CとDでつくられるコンデンサーが世 (1) 導体板 A, Dに +Q. -Q[C]の電荷が蓄えられると、静電誘導により導体板 B, Cの表面に電荷が現れることに C け静電エネルギーの合計び、は +0-9 S 106(4枚の導体板によるコンデンサー回路》 1,1 1l6 3 ヒン 3 12 - a C 目する。導体板上の電気量Qが一定ならば、板の間隔に関係なく電場の強さは一定である。 (2) スイッチS,を閉じると, 導体板Bの右側表面と導体板Cの左側表面の電荷が電気的に中和される 層作り:S,を閉じると, それぞれの導体板には(1)の電荷 (図a)が書えら れる。次に Szを閉じると,Bの右側表面の正電荷 +QとCの左側表面の負 電術 -Qが電気的に中和し, BC間の電場はなくなる。また, AD剛の電位 差をVに保つ(電池が接続されているので)ために, 図cのようにそれぞれ の電気量の絶対値がQ。となり, AB間, CD間の電場も E, となる。 続いて S, を開いても,電荷·電場に変化はない。 け BC間の電場が0なので, Viacb=0 である。 よって 2で 1E E,-0 E。 になり、導体板Cのもつ電荷が保存される。 (1) スイッチ S,を閉じたとき、導体板Aに正電荷 +Q. 導体板Dに負電荷 -Q が蓄えられたとすると、 静電誘導によって導体板Bの左側表面には -Q, 右 側表面には +Q.導体板Cの左側表面には -Q、右側表面には +Qの電荷が 現れる。「ガウスの法則」および「電場の強さ=単位面積当たりの電気力線の 本数」より,降りあう導体板間の電場の強さは導体板版の電荷によって決まる ため、AB 間,BC間, CD間の電場の強さ Eは等しい(図a)。この電場の強 さEは、一様な電場の式「1V=Ed」をAD間に用いて +Q-Q tQ -Q+Q B C -d--2d一→ -3d4 E-E- ゆえに E= [V/m] A B C Vab + Vcoo=E。d+E»*3d=V -d-2d-- -3d 回 VAp=Ed= 4d *d 『=E-(d+2d+3d) よって E=v/m] と求められる。 6d V よって,「Q=CV」 より の=CVamm=C-+V=-CV(C) アAB 間の電位差をViaとすると 図』 =ム-Va=Va-Ed=V-d=2v(V)*入 S, を開いても電位は変化しないので VAb=1V=1×V[V] 一※A 別解 Va= Vo+ Vip (イ) CD 間の電位差を Voとすると V=Vo-Vae=1/-d=-v(V) V =0+- す6d(2d+3d) 『-+Ta-s+E-3d-0+3d=-v(V)*B4 (ス静電エネルギーの合計Uゅは ウ AB 間について考えると, 「Q=CV」より し、=1Q 19Q_1 C 合※B 別解 Q=CVa=CEd=C-d=-cv[C) ………の Ve=Va-Vac 3 地(ク)と(スの答えを比較すると, 操作(b)のほうが静電エネルギーが大きい。 これは、操作(b)では Szを閉じたときに S,がまだ閉じているため、. A. D 間の電位差をVに保つように電源が仕事をしているためである。 よって、 答えは3 3) スイッチS2を開くと, Aの正電荷 +Q。が孤立するので, Bの左側表面の 負電荷 - Qも固定される。 次にスイッチ Ssを閉じると、 BとDはともに電 位が0Vとなり、BC間と CD間の電位差が等しくなる(この電位差が求め るCの電位V。に等しい)。このとき, Cの左側表面と右側表面の電荷を +Q, +Q とすると, Bの右側表面には -Q. Dの左側表面には -Q. が 現れる(図d)。 =Vー 日上で求めた通りE=-(V/m) * ABのコンデンキーの電気容量は, 「C3e」より C=e(F) である。 ーアーーrw BC, CD のコンデンサーの電気容量 Cac. Cao も同様に考えると や※C 各コンデンサーの電 cF Ca- 円 位差を求めて「Uー Cc- 3d3°d 勝電エネルギーの式「U= 」より、求める静電エネルギーの合計 U を用いてもよい。 ※D 導体板ADのコン デンサーとして考えると AB C は、式を用いて整理すると の 「Q=CV」より Q-=CecV%=,CVa. Q。=CoVa=CV。 もともとCには +Qの電荷が書えられていたので、 Cにおける電気量保 存の法則より Q=+Q==% cv+cv-c-a-fev よって 14=高rv) Uー 1」Gcv) 2C2で 2 びー -6= C 2 CaD12 3 (2 操作a:S, を閉じると, それぞれの導体板には1の電荷 (図 a)が蓄えられ る。次にS,を開いても,それぞれの導体板の電荷は変化しない。続いて Sa を閉じると、Bの右側表面の正電荷 +QとCの左偶表面の負電荷 - Qが電 気的に中和し(Cの左側表面の負電荷 -QがBの右側表面に移動し, Cの左 ■とBの右側の電電荷が0になる), BC関の電場はなくなる (図b)。 しかし、 AB同, CD周については、 1の状態から変化していない。 () Bには,左側表面に -Q=--Cv, 右側表面には 1Q:の電荷が書え られている。一Q=- ー ーrであるので、 B +Q Qs CV に蓄えられた電気量の絶対値は CD 間の電場は(1から変化しないので E=-(V/m) V 6d AB間の電場もいから変化しないので E=。 (-Q)+(-9)_14or+ ー2_c 導体板Dには, 左側表面のみに1Qの電荷がある。 よってDに書えら れている電気量の絶対値は E-0 V また。Dは接地されているので, Vo10 V, BC間は電場が0なので電位差 V-0V. 以上より, Aの電位 1V。は C A B -d--2d- V-+ Va+Vic+1Vas=0+E-3d+0+1Ed= (3d+d)= V(V) 114 物理重要問題集 115 1
コンデンサー

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