6つの三角フラスコに, 同じ濃度の塩酸を40cmずつ入れ,電子てんびんで質量をはかった。 t
次に,図のように, そのうちの1つの三角フラスコに,くだいて粉にした石灰石0.5gを加え
たところ,泡が出る反応が起こった。 十分に反応させてから, 再び電子てんびんで, 三角フ
ラスコをふくめた全体の質量をはか
った。さらに, 他の5つの三角フラ
スコに石灰石をそれぞれ1.0g,1.5g,
2.0g,2.5g,3.0g加えて同様の実
験を行った。表は,その結果を示し
たものである。石灰石5.0gがすべて反応するためには, この実験で用いた塩酸が何cm°
必要か。
一石灰石
三角フラスコ
塩酸と三角フラスコの
質量(g]
|113.8114.1113.8113.7|113.9113.5
塩酸
反応前
石灰石の質量 [g]
0.51.0|1.5 2.0|2.5|3.0
三角フラスコをふくめ
た全体の質量(g)
反応後
114.1114.7114.7114.9115.6115.7
〈茨城)
(4) 物質の化学変化について調べるため, 次のような実験を行った。
【実験1】 5つの100cmのピーカーA~Eとうすい塩
酸を用意し,ビーカーA~Eのそれぞれに用意した
うすい塩酸25cm’を入れて, それぞれのビーカー全
体の質量を測定した。
【実験2】【実験1】で用意したうすい塩酸の入ったピ
ーカーA~Eに, 炭酸カルシウム(石灰石の主成分)の粉末を, ピーカーAには1.0g, Bには2.0g, Cには
3.0g,Dには4.0g, Eには5.0g, それぞれ少しずつ加え, ガラス棒でかき混ぜた。このとき気体が発生し
た。反応が終了するのを確認し, それぞれのピーカー全体の質量を測定した。 表は, この実験結果である。
この実験の結果より, 【実験1】で用意したうすい塩酸50cmをピーカーに入れ, 炭酸カルシウム4.5gの粉
末を少しずつ加え,ガラス棒でかき混ぜると, 何gの気体が発生すると考えられるか。
(神奈川)
ピーカー
A
B|C
D
E
【実験1】で測定したビーカー全体の質量 [g] |89.589.6 89.6| 89.7 89.9
[実験2】で加えた炭酸カルシウムの質量 [g) 1.02.03.0 4.05.0
【実験2】で測定したビーカー全体の質量量 (g) 90.190.891.492.1 93.3
(4)です。
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