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中学生
解決済み

(3)の問題で答えが「黙って」になるのですが、なぜこの部分が思いやる気持ちが最もよく表れているのかわかりません

イ 冬休みにもかかわらず両親のために連日客の接待に努めたのに、両親に 気遣ってもらえずがっかりした。 ウ 客の接待のためにわざわざ帰省したのに、手伝うのが当たり前のように あつか 扱われてばからしい。 B||線3とありますが、手紙以外で、父が「私」を思いやる気持ちが最もよ く表れている一文を探し、初めの一文節を書きなさい。(0点) リ 「私」の、父に対する皮肉が込められている部分を探し、文中から十五字以 内で抜き出しなさい。(0点) (大阪教育大附高(平野)]
次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい。 4 マ ヤマる 筆者の父親は仙台で保険会社の支店長をしているため来客が多く、普段は東京の祖 J」 母の家から学校に通っている筆者も、休みで帰省したときには母を手伝っている。 げんかん」 に湯をかけている。見ると、酔いつぶれてあけ方帰っていった客が粗相した吐蕩物 が、敷居のところいっぱいに凍りついている。 玄関から吹きこむ風は、固く凍てついたおもての雪のせいか、こめかみが痛くなる ほど冷たい。赤くふくれて、ひび割れた母の手を見ていたら、急に腹が立ってきた。 「あたしがするから」 汚い仕事だからお母さんがする、というのを突きとばすように押しのけ、敷居の細一 かいところにいっぱいにつまったものを爪楊子で掘り出し始めた。 保険会社の支店長というのは、その家族というのは、こんなことまでしなくては 暮らしてゆけないのか。黙って耐えている母にも、させている父にも腹が立った。 気がついたら、すぐうしろの上りかまちのところに父が立っていた。 ある朝、起きたら、玄関がいやに寒い。母が支玄関のガラス戸を開け放して、敷居 リ神 さ あが ま 手洗いに起きたのだろう、寝巻に新聞を持ち、素足で立って私が手を動かすのを 見ている。 悪いな」とか「すまないね」とか、今度こそねぎらいの言葉があるだろう。私は 期待したが、父は無言であった。黙って、素足のまま、私が終わるまで吹きさらし の玄関に立っていた。 三、四日して、東京へ帰る日がきた。 リる A 帰る前の晩、一学期分の小遣いを母から貰う。 あの朝のこともあるので、少しは多くなっているかと数えてみたが、きまりしか 入っていなかった。 いつも通り父は仙台駅まで私と弟を送ってきたが、汽車が出る時、ブスッとした顔で、 「じゃあ」 といっただけで、格別のお言葉はなかった。 ところが、東京へ帰ったら、祖母が「お父さんから手紙が来てるよ」というので ある。巻紙に筆で、いつもより改まった文面で、しっかり勉強するようにと書いて あった。終わりの方にこれだけは今でも覚えているのだが、「此の度は格別の御働 き」という一行があり、そこだけ朱筆で傍線が引かれてあった。 リ ぼうせん それが父の詫び状であった。 リ V!こ (向田邦子「父の詫び状」) -線0とありますが、「私」は何に対して腹。

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✨ ベストアンサー ✨

この問題の「黙って」は、赤線を引いた方だと考えられます。掃除をしてくれた「私」に対しお礼やお詫びをうまく言葉にできないからせめてもこ償いで終わるまで一緒に寒い外に立っていよう、という父の気持ち(思いやり)の現れではないでしょうか。

れん‪

分かりやすく理解が出来ました‼️ありがとうございます🙌

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