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(1)
指数的に合成されている期間というのは、DNA量=2^(時間乗)になっている期間のことで、
グラフを見ると、培養時間5分から9分頃までになります。
5分----1
6分----2
7分----4
8分----8
と、1分ごとに2倍に増えていることが分かります。
そして、問いは「ファージDNA量が2倍になるのに掛かる時間は何分か?」ですので、「1分」が答えとなります。
(2)
ファージDNAの大きさが2.4x10^5ヌクレオチド対ですので、単にヌクレオチドの数で計算する場合はその2倍の4.8x10^5ヌクレオチドが合成されると考えます。
これが1分(=60秒)で複製されることから、
(4.8x10^5)÷60= 8x10^3
となります。
(3)
硫黄(S)はアミノ酸の一つである「シスチン」に含まれます。ということは、放射性同位体の硫黄を加えた培地を使うと、ファージのタンパク質が標識されることになります。
一方、リン(P)はヌクレオチドに含まれます。つまり、放射性同位体のリンを加えた培地を使うと、ファージのDNAが標識されることになります。
大腸菌内に入るのはファージのDNAで、タンパク質でできた殻の部分は大腸菌の表面に残されます。
ですので、大腸菌細胞内に含まれるのは「32Pだけ」となります。
ありがとうございます!よく分かりました!(*^▽^*)