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そもそも有効数字とは何か理解できていますか?

例えば、身体測定で身長を計ったとき、160.5cmとか157.3cmとか、少数第一位まで表示しますよね。
これって桁数としてはちょうどいいと思いませんか?

何かしらの精密な機械を使って160.56752001cmみたいに、もっと正確に計ることができたとしても、正直そこまで正確にしたってあんまり意味ないですよね。

かといって、逆に10cm単位で分けるようなざっくりとした計り方をしてしまえば、165cmの人は170cm、164.9cmの人は160cmとかいう訳の分からないことになってしまいます。

このように、ざっくりすぎず、細かすぎず、ちょうどいい桁だけを残したいとき、その桁のことを有効数字と言います。

(1)や(2)において四捨五入している桁数は、そこまで細かくなくていいということで四捨五入されているので、その四捨五入した桁から下は有効数字とはならないわけです。

余談ですが、この有効数字という考え方は例えば工場で精密なネジを作る際に「どの程度までを誤差とするか」を考えたい場合があり、非常に重要なものになります。
そのため高校で物理で有効数字の計算方法などは基本中の基本として出てくるので、もしあなたが理系の進路を志望するなら覚えておくべきです。

すみません、ちょっと語弊のある書き方をしてしまったので補足です。

有効数字と有効桁(有効桁数とも)は少し違います。

有効桁はは文字通り、有効な桁のことです。

(1)では3桁、(2)では2桁となります。

有効数字は画像にある通りです。

細かく説明していただいてありがとうございます

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