✨ ベストアンサー ✨
①世界恐慌で、自国の植民地をブロック経済で囲い込んでなんとかできた国は良かった。イギリス、フランス、アメリカ（植民地は少ないが、広大なアメリカの国自体が植民地と同じ機能（原料の確保と商品の消費地）を果たす。）
ソ連は、資本主義ではないので、世界恐慌の影響を受けない。それと、ソ連の国自体が、広大な植民地と同じ。
問題は、ドイツとイタリアと日本の枢軸国。
ドイツはWWⅠで、植民地を失っている。＋莫大なWWⅠの賠償金。
イタリアは、一応WWⅠの戦勝国だけど、植民地は少ない。
日本は、WWⅠの戦勝国だけど、植民地は少ない。＋WWⅠの賠償金は無いけど、日露戦争で国家予算の7倍の戦費を使って、地味にその借金を返し続けている。
この三国は、世界恐慌で、経済がひっくり返ると、国内の経済が立ち行かなくなった。
経済が混迷するから、政治も混迷する。その中で、ファシズムが台頭。
②簡単に言うと、目先の利益しか考えず、その時一番簡単な方法を選択し続けて行って、どうにもならなくなった。
大正時代政府は、日米決戦は必敗と分析していた。
経済が成り立たない→日露戦争の権益の満州で一儲けするしかない。→満州を支配するために（満州事変をして、のちに）満州国設立→それでも経済がしんどい→それなら、中国に進出しよう→日中戦争→ABCD包囲網で、中国が対抗→中国を支援する国が邪魔だな→ABDが資源を売ってくれないなら直接軍事行動でとってやる→日米決戦（太平洋戦争）
日米決戦は、ダメだってわかっていたけど、結局しちゃった。
とは言え、回避する方法は無いんですよね。
何もしなければ、経済がダメだから、どのみち餓死者が多数です。戦争で死ぬか、失業で死ぬかの2択しか無かった。
もっと、良い方法があったら、その選択肢があったのでしょうけどねOrz
手前味噌ですが、
試験終わってから、①と②を詳しく書いた私のＱ＆Ａを読んでもらえると、さらに、参考になると思います。
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1197794
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1198239
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1197823
ありがとうございます❗