現代文
高校生
問12 わかる方教えてください!!!
夏目漱石さんの こころ からです!!
記号問題です!お願いします🙇♀️
エ
じ
ア
か
オ
が
ロ
注意する暇がなかったのでしょう。彼6
で同じ調子で貫いていました。重くてのろい代わりに、とても客員
なことでは動かせないという感じを私に与えたのです。私の心は半
分その自白を聞いていながら、半分どうしようどうしようという念一
に絶えずかき乱されていましたから、細かい点になるとほとんど耳
へ入らないと同様でしたが、それでも彼の口に出す言葉の調子だけ
は強く胸に響きました。そのために私は前言った@苦痛ばかりでな
く、時には一種の恐ろしさを感ずるようになったのです。つまりQ
相手は自分より強いのだという恐怖の念がきざし始めたのです。
Kの話がひととおり済んだ時、@私はなんとも言うことができま
せんでした。こっちも彼の前に同じ意味の自白をしたものだろうか、
それとも打ち明けずにいるほうが得策だろうか、私はそんな利害を
考えて黙っていたのではありません。ただ何事も言えなかったので
す。また言う気にもならなかったのです。
昼飯の時、Kと私は向かい合わせに席を占めました。下女に給仕
をしてもらって、私はいつにないまずい飯を済ませました。二人は
食事中もほとんど口をききませんでした。奥さんとお嬢さんはいっ
帰るのだか分かりませんでした。
二人はめいめいの部屋に引き取ったぎり顔を合わせませんでし
た。Kの静かなことは朝と同じでした。私もじっと考え込んでいま
した。
ら
オK
それ
O
私は当然自分の心をKに打ち明けるべきはずだと思いました。し
かしEそれにはもう時機が遅れてしまったという気も起こりました。
なぜさっきKの言葉を遮って、こっちから逆襲しなかったのか、そ
こが非常な手抜かりのようにみえてきました。せめてKの後に続い
て、自分は自分の思うとおりをその場で話してしまったら、まだよ
かったろうにとも考えました。Kの自白に一段落がついた今となっ
て、こっちからまた同じことを切り出すのは、どう思案しても変で
した。@私はこの不自然に打ち勝つ方法を知らなかったのです。私
の頭は悔恨に揺られてぐらぐらしました。
ek
製6
ているどのような意識が作用していると苛み距l
字の熟語で答えよ。
間2傍線部の「それにはもう時機が遅れてしまったという気も
起こりました。」、@「私はこの不自然に打ち勝つ方法を知らな
かったのです。」からうかがわれる私の人物像として適当なも
のを、次の中から一つ選び、記号で答えよ
ア 場や周囲の状況を常に分析的に眺めて、その時々に最もふさ
わしい行動を取ろうとする人物。
ィ 人から自分がどう見られるかを気にするあまり、自分からは
進んで行動を起こさない人物。
ウ その場の空気を読むことに人一倍たけており、状況に応じて
抜け目なく行動を起こす人物。
ェ 場や周囲の状況に気を配るあまり、気持ちに素直に自分から
行動を起こすことが苦手な人物。
オ 相手の気持ちを考慮するあまり、自分の気持ちを優先させて
行動することをためらう人物。
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