✨ ベストアンサー ✨
楷書:楷書は三国時代に完成し、唐の時代に黄金期を迎えました。点画が明瞭で均整がとれており、筆法も習得しやすいことから、正式な書体として最も長く使用されてきました。これまで1800年もの間、標準書体として親しまれてきた楷書は、いかに洗練されたものであるかが分かりますね。
一点一画、筆を離して丁寧に書きます。楷書における起筆・送筆・収筆が、全ての書体の基本になります。書を極めるには、文字の進化とは逆に、楷書が最初に学ぶべき書体です。
楷書体の一つとして、フデ五と呼ばれる1949年(昭和24年)から1958年(昭和33年)にかけて発行された五円硬貨があります。
行書:行書は楷書を略した形のように見えますが、実は楷書より古く後漢時代に隷書から派生したものです。一筆書きのような筆記でありながら、読みやすいという長所を持っています。点画をつなげたり離したりするのが自由なので、書き方次第で個性が表現できます。
中学では書写分野の主な内容として、筆順の逆転や省略法など楷書との違いを学びます。
1枚目は楷書、2枚目が行書です。
そうなんですね!ありがとうございます!