生物
高校生

こんにちは。高校生物、異化の範囲で質問です。
乳酸発酵と解糖の違いについてです。定期テストで問題が出されて、わからないまま回答してしまいました。
乳酸菌が行えば乳酸発酵、動物が行えば解糖で、どちらも呼吸における解糖系と同じ反応なのはわかります。
乳酸発酵で作られた乳酸と解糖で作られた乳酸は、そのあとそれぞれどうなるのですか?
(定期テストでは、「酸素の消費・二酸化炭素の生成どちらも行われず、生成された有機物がそのあと放出されるものとグリコーゲンになるものの反応の名前をそれぞれ答えよ」、という問われ方でした)

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回答

生成された乳酸は多くは肝臓に運ばれグルコースに再合成されます。この反応経路を糖新生といいます。生成されたグルコースは再び解糖系にはいるか、必要に応じてグコーゲンとして貯蔵されます。乳酸から糖新生されずにピルビン酸が生成され、TCAサイクルにはいるものもあります。残りは腎臓から排出されます。
というわけで乳酸は糖新生でグルコースになるが答えでしょうか。
有機物で酸素も二酸化炭素も生成されず放出されるる経路はアミノ基を持つ分子(主にアミノ酸)から尿素を生成するオルニチン回路(尿素回路)のことでしょうか。高校の生物の範囲ですとこれらしか思い当たりません。また思いついたらお知らせします。

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