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自由民権運動は庶民の権利を拡大させた・してないのか
詳しく説明して頂きたいです。
お願いします🙇‍♀️

回答

✨ ベストアンサー ✨

 自由民権運動は、憲法制定・国会開設を求めた運動です。第一段階が、武力(例 西南戦争)第二段階が言論(例 板垣退助)→ここで解決 第三段階でテロ
第四段階が条約改正問題です。
 庶民の権利は拡大し、自分たちの力で憲法制定や国会開設をすることができたことで自信を持ちました。しかし、板垣退助や大隈重信はこれを利用しただけに過ぎず、政党ができると用済みになりました。そうすると、残った人々がテロを行い始めます。代表的なものが大阪事件(国内で自由民権運動ができないから、海外で活動し、国内を改革する。そのために爆弾の製造、資金のための強盗を行う。)です。権利(選挙権)は拡大はされたけど、事実上は一部の上の人間だけの権利でした。こんなこともあり、自由民権運動は衰退していったのですが、もう1つの目的である不平等条約の改正が終わっていないと星亭・後藤象二郎らによる大同団結運動か始まると、自由民権運動は盛り上がりを見せました。中江兆民などの思想家の活躍もあり、井上馨が欧化政策を行い、外交政策を行うこととなりました。しかし、政府は国民に批判をされたため、自由民権運動主要な人物を東京から追放する保安条例を出し、自由民権運動は終わりを迎えました。

 結論を言うと、自由民権運動は庶民の権利を拡大させたが、その庶民は一部の富裕層だけだった。ということです。

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