現代社会
高校生
解決済み

自由放任主義、修正資本主義、新自由主義
それぞれの意味が説明を見てもよく分かりません…。
分かりやすく教えていただきたいです!🙇‍♀️

回答

✨ ベストアンサー ✨

まず、こういった経済の考え方の前提として、広く市民が経済活動(物を交換、つまり売買すること)する場を市場、そして様々な政策を行う主体を政府としています。
そして市場は適正な取引(多くの人が手に入れたいものをちょうどいい価格で手に入れられる)を達成する自動調節機能があると考えています。

自由放任主義とは、1700年代に重農主義から生まれており、市場の機能を尊重した考えです。
政府機関による市場への介入(例えば公正取引委員会や価格規制、福祉への介入等)を最小限にすることで各個人の利益を最大化できるとしています。

修正資本主義とは、1930年頃から提唱された世界恐慌の後の考え方です。
上記市場の機能は不完全だと考え、政府による福祉への介入等市場経済への介入を肯定する考えです(市場への介入により市場を修正するから修正資本主義)。

新自由主義は、1970年頃から盛んになった考えで、修正資本主義を批判した考えです。
つまり、政府の市場への介入を最小限にし、市場の働きで社会全体の利益を最大にできるという自由放任主義に似た考えです。
特徴としては様々なサービスの民営化や規制緩和などが挙げられます。

経済学的な思想の流れとしては自由放任主義と新自由主義は同じ流派に属しており、修正資本主義はそれを批判する立場の思想となっています。

柚希

ありがとうございます✨

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