理科
中学生
解決済み

鉄粉と炭と食塩水をビーカーに入れて混ぜ、温度変化を調べる実験をする、という問題についてです。
活性炭は酸素を吸着すると解説に書いていますが、吸着しちゃったら鉄と酸素が反応しなくなるんじゃないですか?
それと、食塩水はどういう仕組みで鉄と酸素の化合を加速させるんでしょうか?
ばかですみませんが、教えていただけると嬉しいです🙇😓

回答

✨ ベストアンサー ✨

この実験の中身、実際何に使ってるやつかまで習ったかな?今のシーズンにぴったり、使い捨てカイロの原理だね。
回答するけど、足りなかったらカイロ、原理で調べると結構でてくるからネットでも調べてみよう。

まず、活性炭だけど酸素を吸着するだけで酸素と反応するとまではいってないよね。目には見えないけど活性炭は多孔質性といって穴がいっぱいあいてます。その穴に酸素が潜り込んでしまう。要はとっ捕まえてるだけです。
鉄粉は酸素と反応したい(いわゆる錆びたい)わけだけど、空気中にふらふらいる酸素が鉄の所に近づいてきたときにようやく反応するだけじゃなくて、活性炭がとっ捕まえてる酸素がお隣にいるわけだからそこでも反応できる。
ここでおにぎりさんの疑問、吸着したら鉄とは反応しないんじゃないて事だけど活性炭や鉄と酸素の反応を身近な所で考えてみましょう。
炭は読んで字の通り炭素ですね。バーベキューの炭とか黒鉛(えんぴつの芯とか)って、空気に触れないように厳重管理してるかな?昨日削ったばっかりのえんぴつ、ほっといたら先がなくなってて小さくなってたわー。とかある?
対して鉄。自転車のサドルとかハンドルのゴム付いてないとことか。きれいに保とうと思ったらカバーかけたり、CRCスプレーかけたりていったメンテナンスがいるよね。
こうして考えたら炭と鉄なら鉄の方が圧倒的に酸素と結びつきやすいことがわかる。つまり、ここでの活性炭は酸素を集めるだけ集めるけど、それを鉄に渡しちゃう運び屋くん的立ち位置なわけです。         続く

sho

次の質問、食塩水についてだけどおにぎりさんのプロフィールに学年書いてなかったから分かんないけどイオンて習ってますか?
習ってないとして簡単な説明をします。さっきの自転車の例だけどもし自転車が錆びちゃったらどうやってメンテする?
一般的なのはサンドペーパーをつかって表面の錆落としをしますね。そう、ここです。錆びって表面ある程度進行したら止まっちゃうんです。
錆びを起こす時ってまわりの水分も反応するけど、この水の中の成分が鉄と反応して膜をつくってしまうから表面で止まっちゃう。食塩水のなかの成分がその膜を作って悪さするやつと反応するから鉄の酸化が止まらず続けて行けるよ。
って話なんですが、その成分の話がイオンのお話になるんで説明はこれくらいにしておきます。

すごく細かくてわかりやすい解説本当にありがとうございます!!!!😭
一応イオンは習いました〜!ほんとにありがとうございます!🙇🙇

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