単純な話として、動滑車に重さがあるかないかで問題の質が変わる
動滑車に重さがない場合、仕事の原理や重りの重さだけに注目して問題を処理していけば良い
しかし、今回のような動滑車に重さがある場合、処理がやや複雑になる
(1)
計算手順は次の通り
0.94×2-1.6=0.28
(2)
動滑車の重さのぶん、仕事は増える
仕事の原理は全体の重さが変わらない(ヒモや動滑車の重さや摩擦等、いろいろな要素全てがない)場合にのみ適用される
いわゆる「想像上の状態」という特殊な状態においてのみ、仕事の原理は成り立つことを知っておこう