歴史
中学生
解決済み

16世紀~の世界史です

1. 16世紀の前半、なぜイギリスはカトリック教会を排除しようと思ったのか。
2. ピューリタン革命はどのようなものか、簡潔にまとめなさい。
3. 名誉革命はどのようなものか、簡潔にまとめなさい。
4. フランス革命はどのようなものか、簡潔にまとめなさい。
5.産業革命はどのようなものか、簡潔にまとめなさい。

1つでもわかる方、お願いします!!

回答

✨ ベストアンサー ✨

1.「教皇と対立したヘンリ8世がイギリス独自のキリスト教(イギリス国教会)を成立させたから。」
当時のイギリス王ヘンリ8世が妻と離婚しようとしたときに、ローマ教皇(カトリック)がそれを認めてくれませんでした。当時のヨーロッパはキリスト教世界でしたから教皇の権限が最高のものでありそれに対抗することがなかなかできませんでした。
そこでヘンリ8世は教皇の支配から脱却するために「国王至上法(別名:首長法)」という法律を制定しイギリス独自のキリスト教宗派「イギリス国教会」というものを作り、イギリス国王である自分をトップとしました。土地制度や財政基盤においてもカトリックを徹底的に排除する姿勢をみせ、イギリス独自の国家体制を築いたのです。

2.「イギリス絶対王政を崩壊させた市民革命。」
当時国王の力が強かったイギリスでは、国王(チャールズ1世)が議会を解散させたり市民に重税を課せたりと横暴ともいえる政治をしていました。それに反発したピューリタン(キリスト教カルバン派)と呼ばれる人々が反乱を起こし国王を処刑しました。その後、国王を設置せず市民みんなで政治を行う共和政を取り入れました。やがてピューリタンの政治家であるクロムウェルが独裁政権を築き共和政とは矛盾した政治状況が続きました。

3.「国王を追放し新たな国王を迎えた流血事件を伴わない革命。」
イギリス革命で共和政となったものの時が経つにつれ国王の力がまた強くなってきました。「絶対王政=国王の横暴」というイメージのとおり時の国王(ジェームズ2世)がまた強権的な政治を行っていました。そこでやはり市民が革命を起こしました。ただイギリス革命とは異なり、国王が海外へ亡命したため処刑は行われませんでした。
国王がいなくなったイギリスではジェームズ2世の娘メアリとその夫であるオランダ人ウイレムを国王夫妻としました。
夫妻は貴族を中心とした議会から出された「権利の宣言(国王が横暴をふるわないようにという約束書き)」を受け入れました。それにより比較的平和な時代となりました。

4.「絶対王政の矛盾に根差したおこった革命。」
フランス革命については文字だと分かりづらいので参考書のページを添付します。(株式会社文英堂『時代と流れで覚える!世界史B用語』)

5.「農業中心から工業中心へと国家の財政基盤に大きな変化を与えたもの。」
新たな資源の発見と工業機械の発明により新たな工業体制となりました。紡績機や蒸気機関などが発明されて鉄道が開通したり製糸場が機械化した一方で、農民や手工業者などの職が失われるという負の側面もありmした。

高校世界史の知識で回答しました。不明点やさらに知りたいことなどがあったら書いてください。

かぐらまる

詳しくありがとうございます!!

ニック

この時代は同じような出来事がヨーロッパ諸国で起きているので、各国の共通点や相違点など理解できると楽しく勉強できますよ。
頑張ってください。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉