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大阪大学: 物理(2014年度第3問) 解答解説及び総評

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このノートについて

なお

なお

高校全学年

大阪大学入試問題の2014年度物理第3問を解きました。(約30分)問題はインターネットや書籍等を参照してください。

解説
ユニークな問題であったが、誘導が丁寧なためそこまで難儀はなかったであろう。ただ、放熱窓は気体を放出するわけではないことを忘れてはならない。作者はそこで少し手が止まってしまった。
問1 〜問3は標準的な気体の問題であり落としてはならない。ここで落とすと合格が大きく遠のくであろう。また問4~6も優しい問題であり確実に得点したい。問7は計算が面倒でありミスには十分留意したい。ただ、これに無関係に問8,問9は解けるため、万が一問7が解けなくても、この2問は確実に正解したい。

総評
第3問のような新しい問題を突然出題されて焦ってしまう人もいるやもしれないが、基本に忠実に解けば確実に得点できる問題であった。また第1問、第2問は共に整理して丁寧に解けば満点を取れる問題である。勿体ないミスを犯さないよう十分注意されたし。
最後に、作者は約70〜75分かかったが、化学との兼ね合いをしっかりと考えて欲しい。物理が得意ならばもう10分程度は時間を削れるであろう。逆に物理が苦手ならばパパッと飛ばすなど、得点できるところで確実に得点して欲しい。どちらにせよ、コスパの悪ような問題を捨てる勇気を忘れてはならない。
以上。

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