✏22(令和4年)【大阪公立大】第3問有機(医学部)
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大阪公立大 府大と市大が統合した大学入試問題1回目。
難問は無い。医学部なら、満点近くが必要?
ジアゾ化5℃以下、カップリング反応は必須問題。
C4H4O4が出たら、ラッキー。この分子式はレアだから。マレイン酸、フマル酸はすぐ思い出さないとダメ。444は、本年度新潟大3⃣に類似問題あり。全体的に基本重要問題が多い。
反応式がたくさんあるから、少し時間がかかるが、係数もほとんど1で難問は無い。
ノートテキスト
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化 学 第3問(36点) 次の問1と2に答えよ. ただし, 構造式は下の例にならって記せ。 CH3 CH2=CH- ✓ -CH2-CH-C-O-C-CH3 NH3CI CH3 問1 次の実験手順を読み, (1)~(6) の問いに答えよ. 実験手順 <準備する試薬と器具> [試薬] アニリン, ジエチルエーテル, 1.0mol/L 亜硝酸ナトリウム (NaNO2) 水溶液, 2.0mol/L 塩酸 (HCl), 6.0 mol/L 水酸化ナトリウム (NaOH) 水溶液, 0.10mol/L 塩化鉄(Ⅲ) (FeCl3) 水溶液 [器具] 試験管 P, Q (外径18mm) 各1本, 試験管R(外径10mm) 1本, こまごめ 100mL ビーカー2個, 2mL駒込ピペット 図1 試験管 P 試験管 Q 試験管 R 化合物 A 化合物 B 図2 図3 <実験操作 > I 試験管Pにアニリン0.4mL を入れ, 塩酸 (HCl) 6mL を加えて溶かした. 1- II ビーカーに氷を入れ, 操作 I の試験管P を浸して冷やし, 亜硝酸ナトリウム ② (NaNO2)水溶液 5mL を加え,低温(5℃以下)で反応させると,化合物 A が生成 した. 化合物 Aが入った試験管P を低温 (5℃以下)に保った(図1). - 16 -
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III操作Ⅱで得られた化合物 Aを含む水溶液6mL を別の試験管 Qに取り分け,熱 ③ 湯の入ったビーカーに入れて温めると, 気体が発生した. 気体の発生が収まったら熱 湯から取り出し, 冷水で冷やし,化合物 B を得た(図2). ⅣV 操作Ⅲの試験管Q に ジエチルエーテル4mLを加えてよく振り混ぜ、静置する と,2層に分かれた. 水層を取り除き,化合物Bのジエチルエーテル溶液のみを試験 管Qに残した. こまごめ V 操作ⅣVで得られた化合物Bのジエチルエーテル溶液を駒込ピペットで試験管Rに 少量とり分け, 塩化鉄(Ⅲ) (FeCl) 水溶液1mLを加えると紫色に呈色した(図 3). VI 操作ⅣVの試験管Qに残した化合物 Bのジエチルエーテル溶液に水酸化ナトリウ ⑥ ム(NaOH)水溶液3mLを加えて振り混ぜた後, 操作Ⅱの試験管Pに残った化合 ⑦ 物Aの水溶液を加え, 振り混ぜると, 黄赤色の化合物Cが得られた. (1) 操作Ⅰ〜Ⅲにある下線部 ①~③の反応を化学反応式で記せ.ただし, 有機化合物 (化 合物 A, B を含む)については,その構造がわかるように構造式を用いよ. (2) 操作Ⅱで化合物 Aが入った試験管P を低温(5℃以下) に保った理由を簡潔に記せ. (3)操作ⅣVの下線部④に関して,エーテル層は上層または下層のどちらか答えよ. また, そのように判断した理由を簡潔に記せ。 こまごめ (4) 操作Vで用いる駒込ピペットを器具の特徴を示した図の(あ) (お)から選び記号 で答えよ.ただし, 実物との大きさの比はそれぞれ異なる. (あ) (い) (え) (お) (5) 操作Vにある下線部⑤の呈色反応により検出できる物質または化合物を次の(か) (さ)から一つ選び記号で答えよ. (か) カルボン酸 (き) アミノ酸 (く) アルコール (け) 芳香族アミン (こ) フェノール類 (さ) アルデヒド - 17 - ~
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-NH₂ 問1CDD (2 NH3 ce +Hce Enisce → Nzcl + Na NO₂+fice (T) N₂+ Nace +21120 FNace+2H2O Emce +H2O→jo++ HCe+ N2↑ (2)化合物Aは高温で分解し、フェノールとなるから (3) 上層:エーテル層は水層より密度が小さいから (4)(え) こまごめは ←ここがふくらんでいる (5)に1 ← Fec3は Eor検出
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(3) カやすい <i ° Fi th₂c-c-ow -OH け、 C-olt 5.04 1 D! 1+C -q- C - ort 1+0 -CH-C 017 " (4) X :2, Y. 4, 2:4 (5) C =C G Ĥ 17 E-U-(H2)2- - of n 123475422 9.2 A n この件数がわかって 41302~13396 ※
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(6) ⑦ ⑥ OH + Naor N2CQ+yona Exona 問2(1回幾何(シス、トランス) +HzO -N=N- + Nace 囮構造 (2)回二重、国カルボキシ困分子内
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(6) 操作VIにある下線部 ⑥ および ⑦の反応を化学反応式で記せ. ただし, 有機化合物(化 合物 A~Cを含む)については,その構造がわかるように構造式を用いよ. 問2 次の文章を読み, (1) ~ (5) の問いに答えよ. (1) (2) ジカルボン酸 A, B, C の分子式はいずれもCHO4 である. AとBは,それぞれ触 媒の存在下で水素H と反応して同じジカルボン酸D (分子式 C, HO)を与えた. Aを 加熱すると脱水反応が進行し,化合物 E (分子式 CH2O3) が得られた. Eは,金属酸 化物を触媒として高温でベンゼン CH を酸化することによっても得られる. Eは高温で 水H2Oと反応して, 不斉炭素原子を1個もつ化合物 F (分子式 CHO5)を与えた. ③ (1) 次の文章を読み, ア と イ に当てはまる最も適当な語句を記せ. 下線部①の実験結果から, AとBは ア 異性体の関係にあることがわかる.また, 分子式が同じであることから, CはAおよびBと イ 異性体の関係にあることもわ かる. (2) 次の文章を読み, ウ ~ カ に当てはまる最も適当な語句を記せ. 下線部②の実験結果から,Aでは ウ 結合をつくっている2つの炭素原子それぞれ に結合した2つの I 基が近い位置にあることがわかる. 一般に, カルボン酸は分 子間で水素結合を形成し、 液体あるいは固体状態で二量体として存在するが, Aでは分子 間だけではなく, オ でも水素結合を形成している. ジカルボン酸は水に溶けると, 二段階で電離する.たとえば,テレフタル酸では次のよ うに表すことができる. H-O H-O + H+ O-H 一段階目の電離定数Ka1 H-O C = + H+ 二段階目の電離定数K 2 - 18-
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ジカルボン酸AとBについて, 25℃での電離定数 Ka1 とKa2 を下の表にまとめた. A の一段階目の電離は,Bの一段階目の電離と比べて起こり ことがわかる. A B 一段階目の電離定数K [mol/L] 二段階目の電離定数K 2 [mol/L] 1.3 × 10-2 5.4 x 10 5.9 x 10 -7 -5 3.5 x 10 (3) 化合物 C,D, Fの構造式を記せ. ただし, 不斉炭素原子まわりの立体的な配置につ いては省略せよ。 (4) 下線部③の反応を表す次の化学反応式について, 係数 x, y, zに当てはまる自然数 を記せ. XC6H6 + 902 2CH2O3 + yCO2 +zH2O (5) 化合物Eとエチレングリコールを反応させると,不飽和ポリエステルの一種である ポリマーGが得られた. ポリマーGの構造式を下の例にならって記せ. H (CH2) 5N- n - 19 -
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②スクローズ/ HO- OH 014 OH OH HO + OH ーグルコース OH β-フルクトース 咄左右回転 HO -OH 逆転 HO. TH HO ② HO OH OH Thank you for visiting ! HO- 04 UH on 0 HO ① ↓ ヘミアセタールがなくなり GH 還元性なし 〆ーグルコース OH β-フルクトース
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