✨ 最佳解答 ✨
① (前提として、「ゼラチンはタンパク質である」)
パイナップルには、タンパク質分解酵素が含まれていて、タンパク質であるゼラチン(基質)に作用して、固まらなかった。
加熱したパイナップルでは、タンパク質分解酵素が加熱により失活したため、ゼラチンは固まった。
オレンジには、タンパク質分解酵素が含まれていないので、ゼラチンは固まった。また、オレンジを加熱することは、実験に影響しない。
② ゼラチンとパイナップルを常温に置くことで、パイナップルのタンパク質分解酵素は触媒作用を示した。すぐに低温にした場合は、酵素-基質複合体の生成頻度が低下し、触媒作用がほとんどなく、ゼラチンは固まった。
…でも、固まらないと思います。固まったとしても通常よりは「ゆるい」はず。
③ パイナップルに含まれるタンパク質分解酵素は、酸性条件下でもはたらく可能性がある。
また、レモン汁にもタンパク質分解酵素が含まれている可能性がある。
レモン汁だけで実験を行い、ゼラチンが溶ければ、レモン汁にもタンパク質分解酵素が含まれていることになる。
レモン汁でゼラチンが溶けなければ、パイナップルに含まれるタンパク質分解酵素が酸性条件下でも触媒作用を示すことが分かる。