AAL
JA KI
リード D
Ja
応用問題
リードD
172. 次の文章を読み、 以下の問いに答えよ。
調査地点
表は,三原山(伊豆大島)の周辺において,噴火時期が異なる4地点に見られる植生
のようすや環境条件など
A
B
C
D
をまとめたものである。
また,図は,温度一定下
において,ある植物(ア)と
(イ)の葉に光を照射した際
の光強度の相対値とCO2
吸収速度 (1時間当たり,
単位葉面積当たりの相対
値)の関係を表している。
噴火時期
植物種類数
植生の高さ(m)
①
(2
(3)
約4000年前
42
3
21
33
9.2
0.6
2.8
12.5
地表照度(%) *
土壌の厚さ(cm)
土壌有機物 (%)
2.7
90
23
1.8
40
0.1
0.8
37
20
1.1
6.4
31
*植生の最上部の照度を100とした場合の相対値
(1)表中の①~③に入る噴火時期として適切な
ものを次の中から選べ。
(a) 約10年前
(b)約200年前
(c) 約1300年前 (d)約 5000 年前
(2)調査地点 B に存在する植物の光強度と光合
成速度の関係は,植物(ア)(イ)のどちらに近
いと考えられるか, 理由とともに答えよ。
C吸収速度(相対値)
50
40
30
20
10
0
(ア)
(イ)
-10
(3) 植物(イ)に光強度2の光を照射した際の光合
成速度を答えよ。
0 1 2 3 4 5 6 7
光強度 (相対値)
8
(4) 植物(ア)において, (3) の光合成速度の2倍の値を与える光強度を答えよ。
[16 大阪医大 改]
論 73. 次の文章を読み, 以下の問いに答えよ。
植生が時間とともに移り変わり, 一定の方向性をもって変化していく現象を遷移と
いう。)遷移には一次遷移と二次遷移があり、一次遷移は陸上から始まる( ① )遷移
と湖沼などから始まる(2) 遷移とに分けられる。
一次遷移では,裸地に) 地衣類やコケ類が侵入し、やがて草木が生育できるようにな
ると,植生は(③)に変わる。やがてそこに明るい環境を好む陽樹が進入し,陽樹
林が形成されるが, しだいに陽樹が枯れて陰樹が育ち, (ウ) 陰樹林が形成されると,そ
れ以降は大きな変化が見られなくなる。このような状態を(④)とよぶ。