形として覚えてしまうのが楽です。
動詞の後ろの形というのは決まってるので
結局のところ知ってるか知らないかです。
ただし、ご自身の考え方のどこが間違ってて、どういうふうに考えれば上手くいくのか、ということを理解することは無駄ではありませんよ。
「そうきまってるから覚えろ」というのは
実際そのとおりなんだけど
「なんでそう覚えるのが正しいのか(≒なぜ自分の考えが誤りなのか)」については何にも教えてくれないし、
何にも考えることなくただ覚えるだけだと、同じような表現が出てきたときに応用が効かないです。
ただ、人には得意不得意があるので、自分は頭で考えるのは苦手だと思うなら、とりあえず覚えちゃって、理解はゆっくり時間をかければ良いと思います。
僕は「意味はわかんないけどそうなってること」をまんま覚えるのは苦手なので、徹底して理解しようとしました。それはそれで時間かかりましたが。
wonder「〜かなぁ」とかif「〜かどうか」というのは、
確かに辞書とか単語帳とかにそういう訳が載ってるんですけど、
日本語訳というのは、「こうやって訳したら上手くいきましたよ」という実例の1つに過ぎません。
中学校くらいまでに
I(私は) like(〜が好きだ) English(英語)
みたいな
「単語と訳が1対1で対応する文」ばっかり習うから、
英語と日本語は1対1で対応してるもんだと、勘違いしちゃうところがあると思います。
けど実際には、英単語の和訳は、たかだか一例に過ぎないので、その訳語にこだわりすぎると上手くいがない場合があるし、
全ての英語と日本語が単語レベルでピタッと対応してるわけでもありません。
wonderは動詞ですから、動詞っぽい訳を考えるなら
「(かなあと)不思議に思う」ということでしょう。
確信してなくて、疑問に思ってるんです。
だから
wonderの後ろの目的語には「疑念を含んだ認識」がくるんです。「(かなあ)」にあたる部分ですね。
that節は基本的に、「確定している(と思ってる)内容」を表します。「かなあ」と対応する疑念のニュアンスはないのです。だからwonderの目的語には適しません。
if節は条件を表します。
副詞節だと日本語でも条件とわかりやすいですが、名詞節でも実は同じです。訳が条件っぽくないだけ。
「〜するかどうか」というのは「〜するかもしれないし、しないかもしれないし」というふうに、
確定していることがないわけで、そういう意味で条件なんです。