✨ 最佳解答 ✨
勉強お疲れ様です。
今回は弦の長さと振動数の関係だけを聞いているように見えますが実は弦の長さと振動数の関係+弦の重さと振動数の関係の二つの組み合わせを聞いている問題です。
ご質問の通り重さ800gでの比較はなく、1500gなら弦の長さと振動数の関係がわかるので①1500gで弦の長さと振動数の関係を確認!→②800gならどうかを考える(質量と振動数の関係)の2段階で考えます。
①
(2)で答えた通りこの関係を調べるには実験2と実験3を比べます。1500gの時、20センチから60センチに長くすると370Hzから125Hzまで小さくなりました。
②
次にこれが800gならどうかなと考えます。
800g、20センチでは270Hzですから1500gから800gに質量が減ると振動数が少なくなります。つまり800g、60センチは1500g、60センチの時の125Hzよりも小さくなります。
ここから800gで150Hzを出すには20センチより長く60センチよりも短い弦が必要だとわかります。
この問題では、(2)で比較するところを確認する問題→(3)①で比較して範囲を考えるやり方の確認(比較一つ)→二つを組み合わせる応用 のような流れになっていて誘導されています。
いっぺんに考えるとわからない問題も分けて段階を踏むとわかるという考え方を身につけると解きやすくなると思います。