✨ 最佳解答 ✨
タンパク質Xをつくる,正常遺伝子をA,異常遺伝子をaとする。
親:ヘテロ接合体の雄Aa×ヘテロ接合体の雌Aa
↳子は,AA:Aa:aa=1:2:1
注意:この遺伝は,卵に含まれているタンパク質Xの話であり,卵は雌親がつくるものなので雌親の遺伝子が影響する。
ちなみにこのタンパク質Xは減数分裂前の遺伝子型で考える
↳上記の子の遺伝子はAA:Aa:aa=1:2:1だが…
↳雌親がAaのため,卵にあるタンパク質XもAaとなり,子はすべて異常な原腸胚になる。
↳しかし,Aを1つ持つので,発生が進み子孫を残せる(問題文7行目)
問2は,子(AA:Aa:aa=1:2:1)の雌に異常な雄を交配するが,交配結果が正常か異常かは,『雌親の遺伝子型』による。
↳いま,雌親に相当するのは,子のAA:Aa:aa=1:2:1なので,AAは正常発生1,Aaは異常発生2,aaは異常発生1
↳整理すると,正常:異常=1:3