ほぼ二項定理の証明になってしまいますが…
(1+h)^nはhのn次式なので、展開した形は、k次の係数をa{k}として、
(1+h)^n
=(1+h)(1+h)(1+h)…(1+h) …①
=a{0} + a{1}h + a{2}h^2+ … +a{k}h^k+… + a{n}h^n
と表せます。
定数項は、①で、それぞれの括弧からすべて1を選んで掛ければ得られますが、そのような方法は1通りなので、a{0}=1です
1次の項は、①で、それぞれの括弧から1つだけhを選び、後は1を選べば1次式になりますが、そのような方法はn個から1個選ぶ、すなわちnC1=n通りあるので、a{1}=n
2次の項は、①で、それぞれの括弧から2つhを選ぶので、a{2}=nC2=n(n-1)/(2・1)=n(n-1)/2
以下同様に、k次の項は、それぞれの括弧から、k個hを選べばk次になるので、a{k}=nCkとなります
以上より、
(1+h)^n = 1 + nh + {n(n-1)/2}h^2 + … + nCk・h^k + … + h^n
=∑[k=1~n] (nCk・h^k)