解答

✨ 最佳解答 ✨

どちらでも使えます。
基本的に抽象名詞は、例えばincreaseなら
「増加 というもの」という概念それ自体を扱いたい場合は不可算名詞として、「(何かがいくらか)増加すること/したこと」という感じで個別の何かが増える1イベントを表す場合は可算名詞として扱います。

Hi(受験生)

返信遅れてすみません。
ありがとうございます。increaseは調べて可算名詞も存在することを知ったのですが、他の名詞も不可算名詞っぽいやつも大体は可算名詞の意味のあるものなのでしょうか?
また今回のような問題だと直接この名詞の可算名詞の意味だと文意に合うの考えるのは困難なように思う(普段訳さない意味は普通知らない)ので、消去法で考えていくべきですよね?

ののののの

> increaseは調べて可算名詞も存在することを知ったのですが、他の名詞も不可算名詞っぽいやつも大体は可算名詞の意味のあるものなのでしょうか?

可算/不可算 というとちょっと範囲が広すぎますね
このincreaseは抽象名詞といって
「増加(というもの)」
という目に見えないものを表しています。

冠詞のa/anは、明確に数えられる形があるものにつける、と習うと思うんですが、
その理屈で言うと抽象名詞のincreaseはそもそも目に見えないので、形なんか存在しませんよね
だからa/anはつけないということになります。

ところが、目に見えないものにもa/anをつけるというのは中学レベルの文章にも実は出てきているのです。
(先日プロフィールに中学生と書いてある方からの質問に答えました。丸々参考になると思うので転載します)

なぜこういうことが起こるかというと
今回のincreaseの場合だと
「増加というもの」という完全に目に見えない概念じゃなくて
「(新入社員の給料の)増加」というふうに
何が増加するのか、その登場人物(ここでは「給料」なので人物ではないけど)が見える場合
a/anをつけるのです。

これは
世界中のどんな増加現象にも当てはまる「増加(というもの)」ではなくて
その中のほんの一部である「(新入社員の給料の)増加」だけを取り上げてるからa/anをつける
と言い換えても良いです。
最初のコメントでも書いたけど
ありとあらゆる増加現象に共通する「増加というもの」じゃなくて、その中の1イベントだけだから
ということです。

これはincreaseに限らず、抽象名詞によくあることです。

ののののの

>今回のような問題だと直接この名詞の可算名詞の意味だと文意に合うの考えるのは困難なように思う(普段訳さない意味は普通知らない)ので、消去法で考えていくべきですよね?

この問題を文意に合うか考えて解くことが、困難かどうかは、置いておくとしても
基本的にはどんな問題もまずは消去法で行けるところまで行くのが良いと思います。
そうすると今回の場合C・Dは消去できますかね。

A・Bなんですが、
Aのincreaseが動詞だけじゃなくて名詞としても使う
ということを知らなかったら、もうこの問題は解けませんね。
だから迷うとしたら
Aのincreaseは名詞としても使えると知ってる
そして
Bは動名詞increasingだと考えて

Aの名詞increase/Bの動名詞increasing
この2択で迷うと思います

この問題の最短距離で解決するための知識は
こうです↓
動詞のincreaseは
増える(自動詞)・増やす(他動詞)
の2つの意味で使えますね。
自動詞 increaseを名詞化する場合
「増えること・増えたもの」と言いたいときは
A の名詞increaseを使います。
他動詞のincreaseを名詞化する場合
「〜を増やすこと」と言いたいときは
Bの動名詞increasingを使う。

今回は increase in salary 給与面の上昇
と言いたいのだから
給与が増える、と言ってるのです。
つまり自動詞を名詞化してるからAのincreaseです。

もし、これを知らない場合は
次のように考えて解くことになると思います↓
一度区切ります

Hi(受験生)

なるほどです。
抽象名詞に冠詞がつくことはありがちなことであることを知っていれば最短距離で解決する方法ですんなり解けそうです!
ありがとうございます!

ののののの

すみません解決されちゃったのですが
書いちゃったんで貼ります
(長い解説は要らないっていう意思表示だったら、無視して構いません)

それと
自動詞「増える」の名詞化の場合には
動名詞increasingは使わない ということを
知らないとしたら、どう考えるか、
ということを書こうとしたんですが
書きながらいろいろ考えたけど、
やっぱりこの知識がないと解けないかもしれないです。

今回の問題は、先にも説明したけど
「給与が増える」的なことを
A名詞かB動名詞か、
どっちかを使って言ってるんですよね。

で、動名詞の場合、解説にもある通り
He is sure of winning the game
「彼は試合に勝つことを確信している」
のように、
動名詞の前に冠詞を付けないのが
最も一般的な書き方なのです。

次のように発想してください
He is sure of〜に、※He (will) win the game という文を、動名詞を使ってつなげたい
その場合は
①2つの文の主語が同じだから※の文のheは削除する
②winをwinningにする
③繋げる
というふうにして出来たのが
He is sure of winning the game
です。

ってことは
元の※He (will) win the game の文が
He (will) a win the game となってない(当たり前)だから
動名詞winningの前に冠詞はつけられないですよね
aもtheもつけられない

ところが動名詞には
もう一つ書き方があるにはあるのです。
ややこしいのですが

win the game→winning the game
というふうにまとまった表現としてではなく
win だけをwinningという名詞にした
と考えて
それに即して、winの周辺も表記を変える
そういう場合もあるのです。

動名詞ってことは要は、名詞ですから
winningが名詞だとすれば、
名詞には目的語は取れませんよね。
それに名詞には theとかaみたいな冠詞が
必要なこともある
(winの周辺 の表記を変える ってこということです)
てなわけで例えば
the winning of the game
と書くこともできるわけです。
こっちの書き方の場合、必要に応じてaを使うこともできないわけではありません。

「試合に勝つこと」というときに
winning the game
the/a winning of the game
2通り書ける
ただし、一般的なのは上の書き方
と頭に置いとけばいいと思います。

こんなことまで含めて考えた場合
質問者さんの画像の、解説の「動名詞は数えられないので冠詞anがつかない」というのはかなり不親切です。
一般的に言っても、
数えられなそうなものにa/anがつく
ということなんて、いくらでもあります。

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