問2
下線部 b について、 次の(1),(2)に答えなさい。
(1) ジベレリンの合成過程の一部は、 図1のようであると仮定する。 3種類の
酵素1~酵素3はそれぞれの反応を触媒している。 酵素1~酵素3の遺伝子
(遺伝子1~遺伝子3) の変異体で矮性 (小形になる) を示す3種類の系統
(変異株1~変異株3) と野生株 (ジベレリン合成が正常) を用いて,下の
交配1~交配6を行った。 交配4と交配6によって生じたF2の表現型の分
離比はそれぞれ (ア)および(イ)になった。 (ア), (イ)
に当てはまるものとして最も適当なものを,あとの①~③の中から一つずつ
選びなさい。 ただし, 変異株1は遺伝子1のみが突然変異した変異体, 変異
株2は遺伝子2のみが突然変異した変異体 変異株3は遺伝子3のみが突然
変異した変異体で, 遺伝子1と遺伝子2は完全連鎖しており、 遺伝子1と遺
伝子3は独立の関係にあるものとする。
ア 26
イ 27
X
Y
2
ジベレリン
↑
↑
酵素 1
酵素2
酵素3
遺伝子1
遺伝子2
図1
遺伝子3
【交配1】 野生株×変異株1→
F1はすべて正常に成長した。
【交配2】 野生株×変異株2→
F1はすべて正常に成長した。
【交配3】 野生株×変異株3 F1 はすべて正常に成長した。
【交配4】 交配1のF1x交配1のF1 → (ア)
【交配5】 変異株2×変異株3 Fi
【交配6】 交配 5F × 交配5のF1 → (イ)