解答

✨ 最佳解答 ✨

It goes to her offspring SV+副詞句

and
ここで一度区切れて、新しく文が始まる
以下の<>の大きいまとまりが新しい文のS

<the presence [of A [plus (whatever the smell is) B] [at the same time]>
<>=名詞・[]=形容詞・()=副詞
A・Bはいずれも名詞のかたまり

plusはここでは前置詞なので、
A plus Bは、正確に解釈するなら「Bに加えてA」
plus Bという前置詞句が、名詞Aを後ろから修飾

でも、実際はandとか" + "の記号と同じ感覚で
the presence of A + B at the same time
と読みます。
AとBの同時の存在
AとBが同時に存在すること
at the same timeがthe presenceを修飾していることに注意

A plus Bの部分
A = that scared smell
thatは「あの」

B = (whatever the smell is) that she's experiencing

( )は副詞節「その匂いが何であろうとも」
thatは同じ単語の繰り返しを避ける代名詞のthat
(ここでは the smellの言い換え)
さらに、
she's の前に関係代名詞(that)が省略されている

つまり
that (that) she's experiencing at the same time
で、「彼女が同時に経験している匂い」
一つ目のthatはsmellの言い換え
二つ目のthatは関係代名詞の省略(を補ったもの)

tell these youngstars to (themselves) establish
動詞+目的語+to不定詞
tell 人 to V
themselvesは画像の2の用法。
to不定詞の中で使っているからわかりにくいだけ

establish → to V
the same fear circuitry [that the mother's got] →O
in the brain → 副詞句でestablishを修飾

語順が入れ替わってることに注意
thatは関係代名詞で、the mother'sは完了形
the mother hasです。

ののののの

意訳の手法を2つ

<the presence of A + B at the same time>

名詞構文といいます。
抽象名詞presence(存在)を
形容詞present(存在している)に読み替えると
ofは「主格のof」といって、読み替えたpresentの主語を表しているとわかります。

つまり
A + B are present at the same timeという文を
the presenceから始まる名詞のまとまりに置き換えたのが
本文の<the presence of A + B at the same time>
なのです。

本文を直訳すると「AとBの同時の存在」となって
この日本語をもう少しこねくり回したくなりますが
置き換えた英文を利用すれば
「AとBが同時に存在している"こと"」
と訳せます。
これなら意味がわかるでしょ。

ののののの

訂正 youngstar→youngster
こういう恥ずかしいミスばっかりする僕みたいな大人にならないようにしてください。

訳出のもう一つのコツは文全体に関わることで
「無生物主語構文」というやつです。
聞いたことあるかもしれませんけども

「主語」というのは「(動詞の部分の)動作を行う人」という面がありますので
生物ではないものが動作とか行為の主語になる
というのは、それだけで特殊なのです。

今回の文でも
<AとBが同時に存在すること>が tellする
っておかしい。
tellというのは基本的に人間の動作ですし。

日本語だとこういうことに曖昧で
(僕らが日本語ネイティブだからかもしれないけど)
「それが教えてくれる」ってことでしょ
みたいにスルーしちゃいがちですが
実は英語は真逆で、
<無生物>がtellする っていうのは、比喩だと
バチバチに意識されています。

じゃあ実際はどういう内容が書かれているのか
というのもはっきりしていて
「因果関係を述べる」ということです。
主語の部分が原因になって
動詞以降の部分のことが起こる
と言いたい。
で、この場合、
動詞は、動作を表すというよりは、
原因と結果を繋いでいると考えればいいだけです。
あまり深い意味がない場合も多いし、意味があってもニュアンスを加える程度のことです。

今回の場合も
「AとBが同時に存在していることによって、
若者自身が、母親が持っているのと同じ、恐怖の回路を脳内に完成させるのだ」
とかでいいし
もしtellの「命令する」のニュアンスを加えるなら
命令して、それで恐怖の回路が出来上がるわけだから
「恐怖の回路を脳内に完成"させられる"のだ」
とでもしておけばOKです。

何でもかんでも覚えた単語を一語一語当てはめて訳すことが最善ではなくて、
ニュアンスだけ汲み取って、ガチガチに訳出したりしないのが正解の場合もある
(そもそもそういうふうに英語ができている)
ということは覚えおいた方が良いと思います。

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