✨ 最佳解答 ✨
無極性分子はオゾン以外の単体(水素、酸素、塩素など)と、メタン、二酸化炭素、アセチレン、三フッ化ホウ素です。
極性分子と無極性分子の見分け方は、分子の形を知ることです。
ちなみに分子の形は覚える必要はありません。どのようにして形を知るかというと、電子式を書くことでできます。
メタンとアンモニアと水と二酸化炭素、三フッ化ホウ素の分子の形を書いてみます(添付画像をご覧下さい)
中心原子(メタンはC、アンモニアはNなど)の周囲に配置された電子対(共有電子対と非共有電子対)の数に注目します。
負電荷をもつ電子対は互いに反発してできるだけ遠ざかり、離れて配置されます。
上記5つの分子は中心原子の周りに電子対が4つのものと3つのもの、2つのものがあります。
4つのものは正四面体の各頂点に配置されます。
3つのものは正三角形の各頂点に配置されます。
2つのものは線分の両端に配置されます。
(それぞれ、電子対どうしが一番離れる形になっている)
上記の形を書き、中心原子を中心に置きます。
次に電子対を各頂点に設置し、残りの原子を配置します。これで分子の形を書くことができました。
正四面体形、直線形、正三角形は正負の各電荷の重心が一致し、無極性分子となります。(一致することで電荷が相殺される)
一方で、折れ線形、三角錐形は正負の各電荷の重心が一致せず、極性分子となります。
字面だけでは分かりにくいと思うので、画像を載せておきます。
わかりやすいですありがとうございます🙇