練習問題 ①
10 熱量の保存・物質の三態
熱容量が無視できる容器の中に, -10.0℃の氷 14.0g がある。 ここに 50.0℃の
水(湯) 36.0gを加えてしばらく置いたところ、 氷はすべてとけて一定温度の水になっ
た。氷の比熱を 2.10J/(g-K), 水の比熱を4.20J/(g・K), 氷の融解熱を3.30 × 102J/g とし,
熱は氷と水の間だけでやりとりされるとする。
(1) 氷が - 10.0℃ から 0℃になるまでに得る熱量 Q1 [J] を求めよ。 ただし、 氷は0℃
になるまでどの部分も融解しなかったとする。
(2) 0℃の氷がすべて融解し, 0℃の水になるまでに得る熱量 Q2 〔J〕 を求めよ。
(3) 熱平衡の状態になったときの温度 [°C] を求めよ。